ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ゾフィらが やられ役になったのは
今から50年前の今日73年8月10日OAのウルトラマンタロウ19話で、
昭和ウルトラ史上初のバードン編3部作は終わる。
バードンからタロウがやられるのは想定内だったが、ゾフィまで
やられるというのは想定外で当時視聴していた我々にはショックな
前18話で誰がバードンを倒すのかというのが19話では焦点になる。
結局ウルトラの星でウルトラの母によって蘇生されたタロウが新
たに授けられた武器キングブレスレットを使ってバードンを倒すと
いう、よくある展開の末に物語は幕を閉じるのだが前回バードンに
敗れたゾフィは3日間以上雨の中も放置され物語が解決されてから
母とタロウによってM78星雲に運ばれタロウ同様に蘇生されるのだ
ろうという結末だった。
それにしても以前も記したようにゾフィらの扱いが酷い。
考えてみるとウルトラ兄弟が揃って敵と対峙したのはゴルゴダ編
が最初で、この時はヤプールの罠に嵌ってウルトラマンA以外は囚
われの身となる。
とはいえこの時は最強の敵エースキラーをウルトラ4兄弟から、
注入されたエネルギーを集約した技・スペースQでエースキラーを
倒し存在感はそれなりに示した。
ところがヒッポリト星人編になると4兄弟が揃って全滅しブロン
ズ像にされるという衝撃の展開だったが、ウルトラの父から救出
されるわけだからウルトラの父の引き立て役になっていた。
タロウになるとウルトラの母の存在が強調されており、その治癒
能力をアピールするためかタロウがバードンに倒され蘇生している
のを見た視聴者はゾフィもタロウ同様ウルトラの母に蘇生される事
を期待するのだ。
ちなみにタイラント編は地球に飛来するまで海王星をはじめとし
た太陽系の惑星でウルトラ5兄弟と戦ってきたダメージが蓄積し、
タロウに単独で倒されるという解釈が成り立つのだから貢献はして
いた事になる。
やはりサブキャラは主役のようには振る舞えないというのが昭和
ウルトラでは定番になっており、当時の流れでは仕方なかったのか
もしれない。
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コロコロでもウルトラ兄弟やたらと酷い目に遭ってましたね。
強さが証明されるのはメビウスまで待たないといけなかったのは残念です。