突っ込みどころ満載だからこそ続いた戦隊モノ

 40年前の4月5日に始まった秘密戦隊ゴレンジャーの1話を見た
時に
 突っ込みたくなったのは、アカレンジャーに変身する海城剛を
はじめ としたメンバーが所属していたイーグル各支部の規模。

 海城が関東、新命が東北、大岩が九州でペギーが北海道に明日
香は 関西支部所属で それぞれが黒十字軍の襲撃を受けて全滅
した支部の 生き残りだった。

 ただ時間の制限もあるだろうが それぞれの支部があっという間に
全滅してのはさすがに‘?’である。

 また生き残った4人がトレーニング中にアカレンジャーから合格を
言い渡されてスナック・ゴンに集合という札を受け取り新宿まで
行くのだが、むちゃくちゃアバウトな指令でよく場所が分かった なと
思ってしまう。

 ゴレンジャーのメインライターはヒーロー作品のエース・上原正三
だが、こういう唐突な展開は快傑ズバットなどのメインライター・
長坂秀生が得意なので長坂作品という感じだったのだ。

  円谷時代からの作品を見るとシリアスなEPが多いイメージ
だったが ゴレンジャーは上原作品らしくないEPが多く新境地を
開いた感じで 驚くのだが、元号や世紀をまたいで戦隊モノが
長く続いているのは 逆に突っ込みどころ満載だからこそ視聴者も
文句を言いながら肩の 力を抜いて見る事ができたわけだ。

 それにしても原作の故・石ノ森章太郎や初代のメインライター・
上原正三も戦隊シリーズが ここまで続くとは思ってなかっただ
ろう。    

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