4月4日から平日の11:30にTV東京系でOAされていた水戸黄門の再放送が
今週の月曜日で終わった。
日曜祭日を除き東野英治郎の第1部が32話が終わると西村晃の第17部の
26話の合計58話が約3ヶ月近くOAされていたので、基本的に東野黄門しか
見てなかった私にとって西村黄門を最初から最後まで しっかりと見る事が
できて 改めて水戸黄門の面白さを堪能できた。
さて水戸黄門といえば魅力的なゲストキャラが登場するのだが、ヒーローもの
で お馴染みの顔が度々見られるのも妙に嬉しかった。
もともと2代目助さんの里見浩太郎が仮面の忍者・赤影で赤影の上司・竹中
半兵衛を演じていたし、第1部の21話に赤影の坂口徹が出演している。
そうそう白影の牧冬吉も悪代官で第17部の方に出演していた。
更に刺客などの敵役で甲賀幻妖斎の天津敏やヤクザ者で魔風雷丸の汐路章が
度々登場しているのが妙に嬉しい。
大魔神怒るの主役・本郷功次郎が藩政改革をしようとする忠臣を敵役だった
御子柴弾正を演じた神田隆が悪代官で登場。
東映作品で凄みのある悪役をいつも演じてくれる石橋雅史や山本昌平の顔も
見かけた。
ハヤタの黒部進やキャプテンウルトラの中田博久、キリヤマ隊長の中山昭二
などは堂々たる悪役だし、モロボシ・ダンの森次晃嗣やミラーマン・鏡京太郎の
石田信之にレオ・おおとり ゲンの真夏竜吾80・矢的猛の長谷川初範、ストロンガー
・城茂の荒木茂などが悪役に騙されたり虐げられて黄門様一行に助けられる役を
好演していた。
17部前半を飾る刺客・黒谷の道鬼をメカゴジラの逆襲の内田勝正が演じていた
し、ゴジラ対メカゴジラの主役で80のイトウ・チーフを演じた大門正明も17部の
21話でメインゲストだった。
忘れてはいけないのがミスター・悪代官でフィギュアまで出た川合伸旺。
そして黄門様の宿敵・柳沢吉保を演じたTACの高倉司令官・山形勲。
こういう見事にキャラが立った脇役が必ず出演していたからこそ水戸黄門は
面白かったのだと痛感したし、そういう1コマだけでも印象に残るベテラン俳優が
最近は多く亡くなっているのは寂しい限りだと思う。
ちなみに再放送を見る上でゲスト出演者などを載せてくれていたサイト・あぁ
水戸黄門には本当に お世話になりました。