円谷ヒーロー共演ではないが

　今から50年前の今日73年4月11日にOAされたジャンボーグA大阪編
の後半でミラーマンこと鏡京太郎を演じた石田信之氏が、岸竜蔵隊長
の弟・岸京一郎役としてゲスト出演しデッドファイヤー及びグロース
星人の初代戦闘隊長アンチゴーネを倒すという展開。

　先週の前編でナオキは身勝手な判断でジャンボーグAをエネルギー
切れにしてしまい、忠告を無視し身勝手な行動した事からエメラルド
星人はジャンボーグAの操縦権を剥奪されてしまい岸京一郎を後継に
する事を通告していた。

　しかしジャンボーグAの操縦者をナオキだと見破っていた京一郎は
PATの隊員としてPATの武器で戦う事をナオキに告げ推薦を固辞し、
結果的にエメラルド星人は京一郎の思いとナオキの反省を認めジャン
ボーグAの操縦者に復帰するとデッドファイヤーとアンチゴーネの両
者を倒し新たにマッドゴーネが登場して宣戦布告し終了。

　以前も記したようにミラーマンにはミラーマン兄弟という企画が
ありジャンボーグAの操縦者・立花ナオキは鏡京太郎の弟・拓也の
設定を引き継いでいたようだから、ある意味ジャンボーグAの大阪
編は幻のミラーマン兄弟の共演的なEPになっているようでそういう
見方をすると感慨深いものがある。

　リアルタイムで見ていた時は岸京一郎がジャンボーグAを操縦す
るのか…と思っていたら、固辞してジャンボーグAの援護に回ると
いう展開はガッカリしたようなorそうでもないような感覚だった。

　ナオキのキックボクシングでのアクションと、ジャンボーグAの
戦いぶりが酷似しているのを見て京一郎がジャンボーグAの操縦者
をナオキだと見破るのは考えているなと思った。

　考えて見ると元ヒーローが現役のヒーローを鍛えるというのは、
ウルトラマンレオの原型でもあるが特訓シーンはなかった。

　それでもミラーマンを演じた石田信之氏は華があり、久しぶり
に見る事ができて嬉しかったのも事実だった。