世界のトップ相手の試合は常に紙一重

錦織、8強逃す=ロペスにストレート負け―男子テニス(時事通信) - goo ニュース

 日本時間の今日早朝に行われた男子テニスのBNPパリバOP4回戦で、
錦織圭はスペインのフェリシアノ・ロペスに0-2のストレート負け
しベスト8進出を逃した。

 無知なマスコミは世界ランク5位の錦織にとって12位のロペスなら
勝って当然的な論調もあったのだが、苦手な球足の遅いハードコー
トでの大会で2セット先取の大会という事もあって苦手な展開に持ち
込まれての敗戦だから こんな事もあると割り切るべきだろう。

 ノバク・ジョコビッチやロジャー・フェデラーら世界のトップに
錦織が肉薄している昨今ではあるが、彼らとの差よりも6位以下との
差の方が小さいのだからコートやコンディションに2セット先取方式
などを考慮すれば対戦相手も徹底的に対策を練っているので足元を
掬われる事は多々ある。

‘強い選手は いついかなる相手や条件でも絶対に勝つ’と日本の
マスコミは考えているようだが、実際には 余程の選手でなければ
ありえない話。

 そういう事を考えているので幸運も味方して強豪に1度でも勝と
うものなら無敵論を振りかざし、不運も手伝って敗れた場合は絶
望感に浸るというサッカーなどで聞きなれた報道が幅を利かせて
しまうわけだ。

 おりしも札幌で開催されている世界女子カーリング選手権で
日本代表は2日目にソチ五輪2位スウェーデン、3位スコットラン
ドに連勝すると一気に‘メダルも!’と色めき立ったが最終的
には6勝5敗の6位だった。

 ソチ五輪から3rdの船山が抜けて新しいメンバーが加わった
チームがソチの銀&銅メダルメンバーのチームに勝ったのだか
ら嬉しいのは分かるが、チームとしての熟成度はまだまだだし
2日目以降は6日連続1日2試合というハードなスケジュールを
全試合集中できる実力はなかったわけだから仕方ないだろう。

 世界のトップを相手に戦う場合よほどの事がない限り実力は
紙一重だという事をBNPパリバOPテニスや、世界女子カーリング
選手権は教えてくれているのだが相変わらず日本のマスコミは
理解しようとしないのだろう。

 

 
 


 

 

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