冬季五輪スケジュールの変更が目立つ昨今

 冬季五輪を以前から見ている私にすると各競技のスケジュールが、
かなり変わっているのに気付く。

 まぁ50年前の札幌からすれば種目数も相当増えているという事も
あるけど、特に団体戦種目が増える度にスケジュールも変わってい
る感がある。

 開会式前から団体戦の予選が入るフィギュアスケートは前回まで
ならペア~男子シングル~アイスダンス~女子シングルという流れ
が鉄板だったのが、1つづつズレて男子シングル~アイスダンス~
女子シングル~ペアの順番になっている事。

 開催国の中国がペアを得意としているので最も開催国が盛り上が
る終盤に持ってきたのかもしれないが、保守的なフィギュアスケー
トが順番を変えるとはと思ったりする。
 

 最もシステムが変わったのがノルディック複合で92アルベールビ
ルで日本が団体戦で初めて金メダルを獲得した事から注目され始め
たのだが、当初は2日間にわたって行われ初日に行われるジャンプは
ノーマルヒルを3本飛んで成績のいい2本をカウントするというスタ
イルだったのだが94リレハンメルからジャンプが2本になり最近は
ノーマルヒル&ラージヒルになっておりジャンプは1本のみで同じ日
にクロスカントリーまで行う以前で言うスプリント方式になっている。

 モーグルも98長野までは予選と決勝を2日間に分けて1本づつ行って
いたのが、02ソルトレイクシティから予選&決勝同じ日になり10ソチ
からは初日に予選1本目2日目に予選2回目~準々決勝~準決勝~決勝
と2日間に最大で5本滑る事になっている。

 スピードスケートは10ソチまで最初に男子5000&女子3000が行わ
れてから500~1500~1000あたりの順番になり最後に男子1万&女子
5000というスケジュールだったのが、14平昌からは先に中長距離が
行われ500が行われて団体パシュート~1000~マススタートの流れに
なっている。

 長距離が先に行われるのは、団体パシュートやマススタートが後半
に行われるからではないかと考える。

 こうして次々に新たな種目の導入や、より面白くエキサイティング
にして行こうという競技団体の姿勢に開催国の都合などでスケジュー
ルが変更されていくという事になる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« にせウルトラ... やはり小学校... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。