新庄BBに救われているファイターズ

 今シーズンのプロ野球は、開幕前からファイターズの監督に就任
した新庄剛志に話題が集中していた。

 何せ就任会見からビッグボスと呼んでくれと言ったのを皮切りに
キャンプからプレシーズンゲームにかけてワイドショーが取材に来
るなど、ほとんどの全国的なメディアが新庄BBの動向を大きく扱っ
ていたわけだがプレシーズンゲームを終えての順位は16試合を戦い
8勝6敗2分の5位&パリーグでは3位だった。

 ところがレギュラーシーズンが始まり13日でプレシーズンゲーム
同様16試合を終えて、4勝12敗という成績で最下位に沈んでいるわ
けだが冷静に戦力を分析してみると仕方ないと思われる。

 というのも昨シーズンのファイアーズは長年4番を打っていた中田
翔が暴力事件をきっかけにジャイアンツにトレードされたのをはじ
め1番打者の西川
遥輝、6番の大田泰示がノンテンダーで放出された
事から昨年の1番・4番・6番が不在でのスタートという事になる。

 だから打線に関しては打てないのが既定路線だったわけだが実際
プレシーズンゲームでも.224だったのが投手陣の踏ん張りで2,37だっ
たからこそ8勝6敗2分だったのだろうが、シーズンが始まるとチーム
打率は,215と下がり防御率も3,91と1点以上悪化しているので4勝12敗
もやむなしだろう。

 もともと投手陣は悪くはないし五輪代表の伊藤大海やエース上沢直
之がいるのでいかにロースコア戦に持ち込むかという戦いをしない事
には勝ち目はないわけで、現在はそれなりのロースコアゲームはでき
ている一方で打線の弱体化を若手起用でフォローするのは難しいと思
われる。

 そういった意味で経験不足の野手を片っ端から起用して実戦経験を
積ませるのも一つの手だと思うので、こういった路線も悪くはないと
思ったりするし勝つ可能性が低いのだから新庄BBのマスコミ受けする
存在感が地味なチームを救っているのではないだろうか。

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