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訃報!‘マーベラス’マービン・ハグラー
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-210314F824
昨日ボクシングの元統一ミドル級王者‘マーベラス’マービン・
ハグラーが66歳で亡くなるという訃報がローマン・ゴンサレス
ーファン・フランシスコ・エストラーダ戦前に入り、早速その
興業のメインが行われる前に追悼のテンカウントが鳴らされて
いた。
マービン・ハグラーといえば80年に統一ミドル級タイトルを奪
取すると6年半にわたって12度の防衛を果たした名王者で、シュ
ガー・レイ・レナードやトーマス・ヒットマン・ハーンズにロベ
ルト・デュランらと並ぶ80年代黄金の中菱級四天王の1人だったし
実質No1ボクサーだったと言えるだろう。
個人的にハグラーはスキンヘッドの強面な風貌から世界のボクシ
ングに興味を持ち始めた頃に注目していたわけで、無冠の帝王と呼
ばれていたのを思い出す。
これは強かったもののデビュー前からの付き合いだったペトロネ
ーリ兄弟とのコンビに拘って有力マネージャーやプロモーターと組
まなかった事もあり、マッチメイクに恵まれず王者達から敬遠され
続け50戦目でようやく世界挑戦するがビト・アンツォフェロモの超
接近戦でごまかされ分のいい引き分けでタイトル奪取ならず。
そのアンツォフェロモは次の防衛戦でアラン・ミンターに僅差の
判定負けでタイトルを失うと、なぜかダイレクトリマッチを行うな
ど徹底的に避けられたのが分かるだろう。
それでも初挑戦から10カ月後にミンターの地元ロンドンに乗り込
んでKO勝ちしタイトルを奪取すると無人の野を突っ走る形で、下の
階級から上げてきたロベルト・デュランやトーマス・ハーンズにも
快勝するなど在位終盤には84年が2回、85年と86年には1度しか防衛
戦を行わないなど相手がいなくなってきていたのだ。
そんな中で網膜剥離のため引退していたシュガー・レイ・レナー
ドがハグラーと対戦するため復帰し、上手く立ち回って僅差の判定
でタイトルを強奪される形になってしまったのは不運だった。
考えてみればハグラーが初挑戦でアンツォフェロモ相手に引き分
けた興行のメインがレナードのウィルフレド・ベニテス相手の戴冠
試合で、この時から明暗が分かれていたのだが7年4カ月後に繰り返
された形になっている。
とはいえハグラーの驚異的な強さはレナードを凌駕しているのを
ファンは知っているし、正しく黄金の中量級ではNo1だったのは疑
う余地はないだろう。
余談ながら戦隊モノの海賊戦隊ゴーカイジャーの主役・マーベラ
スの語源を息子達に説明できたのもハグラーのおかげだった。
それにしてもアリやフレージャーら70年代ヘビー級のトップ選手
に続いて、80年代の主役も亡くなる時代になってきているという事
なのだろうが寂しいものである。
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