祝!ハリル・ジャパン、ロシアW杯出場決定

日本、浅野&井手口弾で6大会連続W杯出場決定 確率0%から逆転突破

 サッカーW杯ロシア大会アジア最終予選のオーストラリア戦が、
今夜 埼玉スタジアムで行われ日本代表はオーストラリア代表に
浅野拓磨と井手口陽介のゴールで挙げた2点を守り切って2-0で
勝ち98フランス大会以来6大会連続W杯出場が決定した。

 試合は立ち上がりからオーストラリアが細かいパス回しでボー
ルをキープするのに対し、日本はゴール前を中心にブロックを作
りシュートを許さず迎えた38分にレッキーの放ったミドルシュー
トが吉田麻也の足に当たってポストを叩き事なきを得る。

 直後の41分にドリブルで左サイドから上がった長友佑都が上げ
たクロスをDFラインの裏に抜け出した浅野が左足で合わせて先制。

 後半に入ると出足の早いディフェンスが機能し始め敵陣でボー
ルを奪ってシュートに持ち込む形で優勢に試合を進め始めるが、
加点を奪えずに嫌な雰囲気になってきた82分に原口元気の出した
パスを受けた井手口がドリブルで仕掛けてチェックを交わして打
ったミドルシュートが決まり2点目を挙げ最終的に2-0で勝って
W杯出場を決めた。

 今回のオーストラリア戦は試合前から‘勝てなければハリルホ
ジッチ監督更迭’などという不穏な雰囲気だった。

 というのも6月に行われたイラク戦で拙い試合運びでリードしな
がら引き分けに持ち込まれ勝ち点17で単独トップに立っていたも
のの、オーストラリアとサウジは勝ち点16で1しか差がないだけで
なく残り2試合を上位2ヵ国と対戦するのに対しオーストラリアと
サウジは日本戦以外はUAEやタイなど勝ち点を確実に取れる相手だ
ったので日本は下手すると残り2試合を2引き分けでもグループ3位
の可能性があったのだ。

 更に悪い事にオーストラリアは今年行われたコンフェデ杯でドイ
ツ相手に2-3で敗れたもののカメルーンやチリと引き分けており、
昨年アウェーで引き分けたチームから長足の進化をしているという
評判で何より日本はオーストラリアがアジア地区に編入されて以来
90分間で勝った事がなかった事から苦戦は必至と思われていた。

 ただ2日前にアルアインで行われたUAE-サウジ戦でUAEが2-1と
逆転勝ちした事からサウジの勝ち点が伸びず、今日の試合が引き分
け以下でもサウジでの最終戦で負けなければ大丈夫という状況での
キックオフとなった。

 そんな中で日本は長年攻撃の中心だった本田圭佑や岡崎慎司に香
川真司らをスタメンから外し乾貴士・大迫勇也・浅野拓磨らを起用
するなどギャンブル的なスタメンで臨み、シュート数では19-6と
いう形で上回っただけでなくW杯予選で勝った事がなかった相手を
2-0と完封したのだからハリルホジッチ監督の目指したスタイルが
浸透した証拠だろう。

 とりあえずW杯出場を決めた事で、次のサウジ遠征は楽な状態で見
る事ができる最高の展開になったわけだ。

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