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こーじ苑
リリーフから先発への転向に ついて
ホークスの森唯斗と藤井皓哉の2人のリリーフ投手達が、今シー
ズンから先発に転向するらしい。
森は絶対的クローザーだったデニス・サファテの後釜として18年
からホークスの4年連続日本一に貢献しているし、藤井は今シーズ
ンセットアッパーとして55試合に登板し22ホールド&防御率1,12と
いう素晴らしい成績を残しているのだが海外FAでNYメッツに移籍
した千賀滉大の穴埋めのためという事のようだ。
リリーフ専門投手が先発に転向して大丈夫か?という意見もある
ようだがホークスには摂津正というセットアッパーから先発に転向
し沢村賞まで獲得した投手の成功例があるだけに全く心配はしてな
いし、先述した千賀や東浜巨らの投手達もリリーフから先発に転向
して成功しているので心配いらないと考えている。
先発完投が当たり前だった時代と違い今では5回から6回まで先発
投手はしっかり投げてゲームを作り、後は鉄壁ブルペン陣で逃げ切
ればいいというのが最近のスタイル。
先発投手が完投を目指そうとすると立ち上がりから飛ばさずに、
徐々にペースアップして行く事が求められる。
ところが最近では打線のレベルが上がっているため立ち上がりか
ら飛ばさないと前半で大量失点しかねないため、立ち上がりからガ
ンガン飛ばす傾向が強い。
先発完投に拘らない限り立ち上がりから飛ばす事が要求されるわ
けだが、これはリリーフ経験者の方が立ち上がりから飛ばす事がで
きるのではないか。
摂津や千賀に東浜らホークス勢だけでなく、2年連続沢村賞を獲得
しているバファローズの山本由伸も入団2年目の18年にはセットアッ
パーとして54試合に登板し32ホールド&防御率2,89という数字を残し
ている。
つまり最近はリリーフから先発に転向するというのは成功例が多く、
森や藤井だけでなくライオンズの平良海馬にも注目したいと思う。
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まさしく今考えると先発完投&リリーフ待機というのが選手寿命を縮める形になってますし、体が頑丈だった一握りの者だけにしか通じない理論だったと思います。