NFL・スーパーボウル出場チーム決まる

　昨日NFLのAFCとNFCの、カンファレンス優勝チームが
決まった。
　AFCはレギュラーシーズンを 16戦全勝でフィニッシュした
ニューイングランド。
　NFCはワイルドカードから出場し、第5シードから這い
上がったNYジャイアンツ。
　くしくもMLBにおける、ボストンーNYヤンキース的なカードに
なったわけである。

 　昨日AFCカンファレンスファイナルの中継を観戦していた
が、（残念ながら先に結果が分かった）どう見てもニューイング
ランドの勝利は動かないように見えた。
　サンディエゴは、昨年の優勝チーム・インディアナポリスに
敵地で勝って進出してきたチームで勢いがあったはずだったが、
やはり勝負どころを知っているチームは強い！
　結果を知らずに見ても‘サンディエゴは勝てないだろうな・・・’
と思えたのだ。

 　一方でNFCは、今日未明にOAされた中継を見たがNYの勢いが
凄い。
　敵地グリーンベイは、体感温度ー30℃という極寒地獄で寒い中
での試合の勝率が異常に高い。
　それを前半リードを許したもののボールポゼッションで上回り、
最終的にオーバータイムになったものの最終的に競り勝った。
　もともとディフェンスが固いのに、QBのイーライ・マニングが成長
したのが大きい。
　イーライ・マニングは、昨年スーパーボウルで優勝したインディアナ
ポリスの名QB、ペイトン・マニングの弟だが 兄と違って慌てやすく
インターセプトを喫するケースが多いタイプ。
つまり才能はあるけど、脆いタイプだった。
　それが、今シーズンの途中から一皮向けたようだ。

　　実はニューイングランドはレギュラーシーズン最終戦で NYジャイ
アンツ相手に苦戦していた。
　勢いに乗っていたチームといえば、サンディエゴもそうだったが
残念ながらQBとエースRBが故障でベストコンディションではなかったし
ファイナル進出で燃え尽きていた感があった。

 　ボストンとニューヨーク。
　マニング兄弟 対ニューイングランド。
　自力のあるチーム対勢いのついたチーム
　という因縁が、大いに絡んだスーパーボウルになるだろう。
　今から日本時間の2月3日が、楽しみである。