翌日が4:00起きにも拘わらず

 先週の日曜日は7:00福岡発の飛行機で4:00に起床したのだが、
前日の営業受付終了後に子供の頃からカットに来ていたKクンが
5年ぶりに来店した。

 5年ぶりにカットをしているとおもむろに‘オレ最近 昔見ていた
特撮ヒーローものに嵌っている‘とKクンが言うのだ。

‘子供の頃は当然ながらヒーローと敵の戦いのみにしか興味がなか
ったのだが、最近見ていたら昔のウルトラなどはストーリーがしっ
かりしていて凄く面白いし出演している俳優やスタッフ達の名前
などを覚えていったら嵌ってしまった‘という事らしい。

 そして‘実は子供の頃オレに兄ちゃんが熱くウルトラや仮面ライ
ダーについて語っていた時に、いい年をした大人が何でヒーローに
熱くなるのか分からなかったけど今なら分かるんよね‘と言うでは
ないか。

 これは凄く正しい大人のヒーロー作品ファンの足取りを辿って
いるわけだ。

 子供の頃にヒーローものを見るのは先述したようにヒーローと
敵の戦いが目当てだが、実は戦いのシーンだけがよくてもドラマ
部分が充実してなければ面白味はないし演じる俳優がロクでもな
ければ面白くないのだ。

 だからヒーロー作品の名作はドラマが充実しているし、名優が
出演し脚本や演出家に作品を盛り上げるBGMも他のドラマ以上に
重要になってくる。

 特にウルトラなど脚本でいえば金城哲夫や言うに及ばずヒーロー
脚本の大御所の上原正三や藤川桂介に市川森一、山浦弘靖らそうそ
うたる面々が担当していた。

 またゴジラの伊福部昭やウルトラの冬木透らはクラシック音楽家
としても有名な人達である。

 だからこそ孫の代まで語り継がれる作品になっているわけで、子供
向けだからといって手を抜いて作っていないどころか仮面ライダーの
スタントシーンでも命がけでやっているのが子供心に伝わってきてい
たのだ。

 小学校時代に担任の先生が‘名作本は毎年読むと更に新たな魅力が
分かる‘と言っていたのだがヒーロー作品も然りで、現在24歳のK
クンが分かってくれたのは凄く嬉しく翌日早起きしなければいけない
にも拘らずヒーロー作品の魅力を遅くまで話し込んでしまった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ラグビーでは... 亀海喜寛、敗... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。