いよいよ村田諒太の初防衛戦が明後日に迫り


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/sports/kyodo_nor-2019122001001638

 明後日12月23日に横浜アリーナで行われるボクシング3大世界
戦の予備検診が昨日行われ、出場する6人の選手達は全て異常なし
だったという事。

 拳四朗改め寺地拳四朗が現役最多の7度目の防衛成功なるかや元
3階級制覇王者・八重樫東の王座返り咲きなるかなどの興味はある
ものの、やはりメインで村田諒太がスティーブ・バトラー相手の初
防衛に成功するかというのが今回の興業最大の焦点になるだろう。

 挑戦者のバトラーはWBAでは8位だがWBOでは1位にランクされ
戦績も30戦28勝24KO1敗1分というもので、好戦的なファイターと
いう評判だから打ち合いを得意にする村田にとっては格好の相手と
なる。

 昨年10月にロブ・ブラントから敗れた時は日本人ボクサーが最も
苦手としている‘塩試合に持ち込むスタイル’にやられたわけだが、
再戦では相手からペースを握られる前に打ち合いに持ち込んで倒し
きっているのでラスベガスでの負けはコンディション不良だったと
いう事が証明された。

 ブラントとの初戦で村田は1Rは様子を見て徐々にペースアップ
していくスタイルだったのを突かれ前半にパンチを集めらてポイ
ントを失い相手のペースに嵌ったのを反省し、再戦では立ち上が
りにポイントを取りに来るブラントと真っ向から打ち合って打ち
勝っての返り咲きだった。

 つまりブラント戦で村田が学んだのは輪島功一が常々言っていた
‘相手にペースを渡さない’という事で、それを考えるとバトラーも
仮にポイントアウト作戦を取るにしろ最初は打ち合う必要があるか
ら ここで打ち勝てるかに尽きる。

 逆にブラント戦の初戦のように立ち上がりにペースを握られると
厳しいものになるので、いかに3Rまでに打ち勝ってペースを握るか
というのが勝敗を分けるだろう。

 昨年10月は‘勝てば東京ドームでゴロフキン’という話がまことし
やかに流れていたのだが、今回は勝つ事によって次に生き残るとい
う一戦必勝の心構えで臨めそうだからブラント初戦のような事はな
いと思われる。

 今年のボクシング界は井上尚弥のWBSS優勝という素晴らしい快
挙があったのだが、世界のメジャー階級であるミドル級に殴り込み
をかける意味でも村田には必ず勝って更なる強豪相手の試合に進ん
で欲しいと祈るものだ。

 

 

 

 

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