7月9日に開幕した今年の夏の甲子園を目指す福岡県予選も今日で
4回戦が全て終了しベスト16が出揃った。
福岡県は北九州地区を中心とした北部と福岡地区や久留米などが
いる南部に分かれているのだが、4回戦まではそれぞれに分かれて
行なっていた予選もベスト16からは南北対決になるわけで福岡の
場合はベスト16からが本格的な甲子園を目指した戦いになる。
ベスト16の顔ぶれは真颯舘-筑前、北九州-八女工、九国大付-
西日本短付、自由ヶ丘-香椎、飯塚-福岡第一、希望が丘-祐誠、
育徳館-福工大城東、星琳-福島となっているが大会前の予想と
は かなり違う。
シードされた16校の中でベスト16に残れたのは半分に満たない
7校で、敗れた9校のうち春の九州大会を制した福大大濠をはじめ
豪腕・梅野を擁する九産大九州産業や前年選抜出場校の九産大九州
に北部第1シードの小倉などが入るのだから驚く。
逆に言えば甲子園で勝ち進めそうなチームが九国大付と西日本短
付に飯塚あたりだろうが、九国大付と西日本短付がベスト16で対戦
するというのだから予想が難しくなる。
ベスト4を予想すると柳川OBの末次秀樹監督率いる真颯舘と
先述した九国大付-西日本短付の勝者、飯塚と福工大城東あたり
になるだろうか。
それにしても3強といわれた福大大濠、九産大九州産業、西日本
短付の中でベスト16に残ったのが1校のみというのだから福岡の
混戦ぶりが分かるし、ちょっとした勢いで勝ち進んだり勢いに乗れ
なければ早期敗退になるのだから福岡県を勝ち抜くのは大変だ。