アストラ初登場から40年

 今から40年前の今日74年9月6日に初登場したのがウルトラマン
レオの実弟・アストラだ。

 ガロン&リットルという兄弟怪獣相手に苦戦するレオを助けるため
に登場し、実の兄弟ならではの見事なコンビネーションでレオの勝利
をサポートするキャラだった。

 OA開始当初から光線技を使わずに戦ったり、地球を守る戦士とし
ては未熟だったゆえ一旦敗れてモロボシ・ダン隊長との壮絶な特訓の
末に編み出した技でリターンマッチで勝利するなど これまでのウルト
ラとは一線を画した内容は視聴者達に受けが悪く人気もパッとしなか
った。

 だからレオも途中から光線技を使うようになるなどテコ入れで強化
されていったのだが、タロウまでのウルトラとの差別化を図る意味で
作られたのがレオの実の弟=アストラだった。
 
 帰ってきたウルトラマンの途中からゾフィ・ウルトラマン・セブンに
帰ってきたウルトラマンでウルトラ兄弟の設定が語られ、エースでは
血がつながった兄弟という事になっていたのだがタロウからウルトラ
の父と母の実の息子はタロウのみで他は義兄弟のようなものと変更さ
れてしまう。

 ゾフィからタロウまでの6兄弟は血が つながってないという事に
なるので、自らの故郷の星・L77星を失ったレオにしてみればウルト
ラ兄弟にはない実の弟とのコンビネーションという新たな要素が作ら
れたのだ。

 もっともアストラはレオの お助けキャラという設定だったので、
サポートはするものの今ひとつ存在感がなく唯一目立ったのはウル
トラの星が地球に衝突しそうになるババルウ星人編である。

 この時には星人から捕まって幽閉され代わりに星人がアストラに
化けて暗躍するという展開だった。

 現在アストラといえば車種の名前だが我々の世代はウルトラマン
レオの実弟というイメージの方が強く、これこそが我々がウルトラ
世代だったという事の証でもある。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
40年前はケンちゃんシリーズ、ロボコン、それいけカッチン、ゴレンジャーあたり見た記憶があります☆ (なにわのヒバゴン)
2014-09-13 08:18:31
マイナーなキャラもいるからメジャーなヒーローが引き立つのは世の常でしょうね。マニアックな方ならアストラのような脇役(メインでの登場もあるかもですが)が好きだったり。特捜最前線でいえば桜木健一や五代高之みたいな準?レギュラーみたいな存在でしょうか。私的にアストラのネーミングは英プログレロックバンド、エイジアのアルバムタイトルをイメージしてしまいます。ウルトラはクイズだとか安全カミソリのシックウルトラ(三枚刃?)。プロレスラー、ミル・マスカラスがトップロープからダイビングした瞬間倉持アナが‘ダーイビングボディープレス、ウルトラC~!’と叫んでお約束通り(笑)カウントスリー。ヒーローは負けるわけにいかないのです(全日本は深夜に放送など悪戦苦闘してましたし)。ガッツポーズの呼称も石松氏が両拳を突き上げたのがルーツだそうですし、何時何処からネーミングが世に広まり定着していくのか奥が深いですね☆
 
 
 
脇役は大事です (こーじ)
2014-09-13 23:15:26
>なにわのヒバゴン様
 やはり脇役は大事ですよね。

 主役を生かすのも殺すのも脇役次第ですし、先日亡くなった007のジョーズことRキール氏のような存在感が絶対に必要ですから。

 
 
 
 
Unknown (アミーゴ今野)
2022-05-30 18:22:14
レオは21話まで敗北続きなら、ジャック以上に敗北が多い。
 
 
 
書記のレオは (こーじ)
2022-06-01 23:26:14
>アミーゴ今野磨

 まぁ初期のレオは敗北~特訓~リターンマッチで勝利という黄金パターンを作ってましたからね。
 
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