明治、早稲田に完勝し対抗戦全勝優勝

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https://news.goo.ne.jp/article/asahi/sports/ASMD14DMKMD1UTQP020

　ラグビー関東大学対抗戦の早明戦は94年以来の全勝対決となっ
たが、明治が後半に4トライを挙げて早稲田を突き放し36－7で
快勝し4年ぶりの対抗戦優勝を全勝で飾った。

　試合は立ち上がり早稲田の攻勢を凌いだ明治が11分にスクラム
の反則からの連続攻撃で15分に先制T&Cで7点先行するが、24分
に早稲田がSO岸岡のT&Cで追い付き28分に明治がPGで勝ち越し
たものの3点差で前半を終了。

　後半に入ると6分までに明治が連続T&Cで14点を追加すると、
59分のFWを中心にねじ込むようなT&Cで4つ目のトライを挙げて
勝負を決めた。

　94年以来の全勝対決という事で秩父宮は超満員となったのだが、
90年代の頃と違って意外に会場が静かな感じに終始していた。

　全勝対決とはいえ早稲田が帝京にロスタイムの逆転勝ちだったの
に対し明治は前週40－17で完勝しているし、慶應相手にも早稲田
は早慶戦で意外に手こずり17－10の辛勝だったが明治は40－3の
圧勝という事を考えると明治有利という予想だった。

　ただし早稲田はSH斎藤&SO岸岡のハーフ団が巧みに動いてボー
ルを捌き明治を振り回せればと思ったが、FWの接点での攻防で悉
く明治が上回り早稲田はBK陣がスピードに乗って攻め込んでも
最後でターンオーバーという展開。

　特にラインアウトで何度かスチールされるなどセットプレーでの
差がモロに出た形で、今シーズンの明治の強さを実感させる展開に
なった。

　とりあえず早稲田も選手権出場を決めているが対抗戦グループだ
けでなく、東海大をはじめとしたリーグ戦勢も侮れないため明治と
の再戦に臨むには厳しい道のりになるだろう。