ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ドラゴンズ日本一
今日行われた日本シリーズG5で、ドラゴンズが1-0で
勝ち53年ぶりに日本一に輝いた。
しかも先発の山井が、8回までファイターズ打線をパー
フェクトに抑えて岩瀬が締める史上初のパーフェクトリ
レーによるものだ。
通常なら山井に9回まで投げさせ、パーフェクトにチャ
レンジさせるだろうが、日本一がかかった試合だけに万全
を期してのリレーで落合監督の執念が垣間見えた。
しかもMVPには中村紀洋が選ばれた。
ご存じの通り、中村は今年初めにバファローズとケンカ
別れをして自由契約となり、下手したら1年浪人するハメに
なるところをドラゴンズがテスト生で入団させたのだ。
実はスワローズの古田監督が’中村は安いから取れる’と
獲得を直訴したが球団は’既に枠は決まっている’と一蹴
している。
面白いことに中村を切ったバファローズと、獲得を見送っ
たスワローズは共に最下位に終わったのだ。
もっとも私自身も’中村はパ・リーグ型の打者で、セ・リ
ーグでは厳しいだろう’と思っていたくちだから、今回の
活躍には脱帽するしかなかったのだが。
巷ではさっそく評論家と言われるOB連中が、ドラゴンズの
勝因とファイターズの敗因を分析するだろう。
同じ顔合わせだから昨年からどこが変わったか?というのが
重要になってくる。
ファイターズは、ご存じのように3番の小笠原と6番の新庄が
抜けたのに対しドラゴンズは中村が入った。
一発で流れを変えられる存在が、ウッズと並んで2人になった
わけだ。福留が不在というハンデはあったが、意外に福留の成
績はシリーズでは振るわないケースが多かったし、福留の穴を
埋めるべくナインが奮起するというプラス要素になったのだ。
考えてみると04年に福留不在のシリーズでライオンズ相手に
先に王手をかけた事があった。
当時はアレックスとリナレス以外は一発が期待できなかった
のでナゴヤに戻って連敗したと思われる。
しかもクライマックスシリーズでタイガースとジャイアンツ
相手に5連勝した勢いもあった。
敗れたファイターズは、昨年いた小笠原・新庄以外に投手でも
金村や八木が使えず武田勝も不調でダルビッシュ頼み。
しかも打線が弱いので、ドラゴンズ投手陣から点を取れそうも
ないため投手陣に通常以上のプレッシャーが かかったと思われる。
それがG2、G3の四球渦につながり、大量点を奪われた。
DH制の試合なら5番以降に機動力のある選手達を5人並べられるが
ナゴヤでは9番に投手が入るので打線が途切れてしまいランナーを
置いて森本が返すというパターンが使えなくなった。
ただでさえ3番までが不調だったので、セギノールが孤立してし
まった感が強い。
やはり’投手に おんぶに抱っこというスタイルでは,日本一は
厳しい'というのが証明されたシリーズだった。
勝ち53年ぶりに日本一に輝いた。
しかも先発の山井が、8回までファイターズ打線をパー
フェクトに抑えて岩瀬が締める史上初のパーフェクトリ
レーによるものだ。
通常なら山井に9回まで投げさせ、パーフェクトにチャ
レンジさせるだろうが、日本一がかかった試合だけに万全
を期してのリレーで落合監督の執念が垣間見えた。
しかもMVPには中村紀洋が選ばれた。
ご存じの通り、中村は今年初めにバファローズとケンカ
別れをして自由契約となり、下手したら1年浪人するハメに
なるところをドラゴンズがテスト生で入団させたのだ。
実はスワローズの古田監督が’中村は安いから取れる’と
獲得を直訴したが球団は’既に枠は決まっている’と一蹴
している。
面白いことに中村を切ったバファローズと、獲得を見送っ
たスワローズは共に最下位に終わったのだ。
もっとも私自身も’中村はパ・リーグ型の打者で、セ・リ
ーグでは厳しいだろう’と思っていたくちだから、今回の
活躍には脱帽するしかなかったのだが。
巷ではさっそく評論家と言われるOB連中が、ドラゴンズの
勝因とファイターズの敗因を分析するだろう。
同じ顔合わせだから昨年からどこが変わったか?というのが
重要になってくる。
ファイターズは、ご存じのように3番の小笠原と6番の新庄が
抜けたのに対しドラゴンズは中村が入った。
一発で流れを変えられる存在が、ウッズと並んで2人になった
わけだ。福留が不在というハンデはあったが、意外に福留の成
績はシリーズでは振るわないケースが多かったし、福留の穴を
埋めるべくナインが奮起するというプラス要素になったのだ。
考えてみると04年に福留不在のシリーズでライオンズ相手に
先に王手をかけた事があった。
当時はアレックスとリナレス以外は一発が期待できなかった
のでナゴヤに戻って連敗したと思われる。
しかもクライマックスシリーズでタイガースとジャイアンツ
相手に5連勝した勢いもあった。
敗れたファイターズは、昨年いた小笠原・新庄以外に投手でも
金村や八木が使えず武田勝も不調でダルビッシュ頼み。
しかも打線が弱いので、ドラゴンズ投手陣から点を取れそうも
ないため投手陣に通常以上のプレッシャーが かかったと思われる。
それがG2、G3の四球渦につながり、大量点を奪われた。
DH制の試合なら5番以降に機動力のある選手達を5人並べられるが
ナゴヤでは9番に投手が入るので打線が途切れてしまいランナーを
置いて森本が返すというパターンが使えなくなった。
ただでさえ3番までが不調だったので、セギノールが孤立してし
まった感が強い。
やはり’投手に おんぶに抱っこというスタイルでは,日本一は
厳しい'というのが証明されたシリーズだった。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
« 今日から11月! | 落合采配の光と影 » |
見ている人それぞれの判断で良いと思います。
あの継投はこの4年間、落合監督を見てきたDファンの
自分はある程度予想してました。
リーグ優勝するだけで満足していた甘え体質を選手達から
徹底的に排除する事に腐心してきた監督が最後に自分自身も非難覚悟の
厳しい決断をした、と言うことでしょう。
確かに『つまらない』のは僕自身も思うところではありますが
岩瀬に繋いだ9回を見ていた山井の笑顔に、実際にやっている
選手達の気持ちがこもっていたと思います。
なにを浮ついているのやら自分(苦笑)
金欠けても続けて優勝は出来ない、
何の方法か?
まぁそれが落合監督のポリシーでしょうが、ファンの方を向いてない感じがします。
2人によるリレーでの完全試合も貴重といえば貴重ですけどね。
>soshi-s様
日本一には、きれい事はいらないという感じですね。
今日の記事にもアップしましたが、どうやらこれが
落合イズムなのでしょうね。
少なくとも来年までは、このやり方で成功しそうですが・・・・・
>屯田兵様
1つは、主力が欠けると’みんなで抜けた穴を補充しよう’とする思いが団結力を呼ぶというヤツでしょうか。
チームを1つにまとめるのは、それだけで大変な労力を要すようですね。