ヒーロー作品で国立競技場の戦いと いえば

　日本時間の今朝2020年のオリンピック&パラリンピックの開催都市が東京に
決まり、現存している東京国立競技場を建て直して7年後の五輪のメインスタジ
アムにするようだ。

　その国立競技場だが64東京五輪のメイン会場となったのが何よりのハイライト
ではあるが、ヒーロー作品としてはウルトラマンでのアボラス対バニラ&ウルトラ
マンとの戦いの舞台になったのが印象深い。

　3億5千年前のタイムカプセルから甦ったアボラスとバニラの2大怪獣が野獣の
闘争本能で引かれるように国立競技場で激突し、バックスタンドを破壊しながら
戦いを始める。

　劇中ではオリンピック競技場と呼称されていたが東京五輪のメイン会場だった
ので違和感は無かったし、後にスポーツをしっかり見るようになってからはハヤタ
やイデがアボラス相手にスーパーガンを発射していたのはここら辺りだろうか
などと考えながら見ていたのだ。

　ハヤタとイデは競技場のスタンドからアボラスを攻撃し、ムラマツやアラシは
外からバニラを攻撃するパターンなのでバックに旧東京体育館が映るのも今と
なっては味わいのあるシーンだ。

　とにかくアボラスとバニラの格闘シーンは円谷英二御大自ら撮ったといわれて
いるので迫力満点だしスコアボードの対面でハヤタが変身してアボラスと戦い、
最後はスコアボードに倒れて破壊しながらもウルトラマンのスペシウム光線
3連発をもらいながら ようやく倒される。

　最後にイデがマルス133を持ってウルトラマンの勝利を喜びながら走って行く
通路はウォームアップゾーンだったのだろうか。

　という事でウルトラマンの19話・アボラス&バニラ編は国立競技場と、その界隈の
魅力が たっぷり詰まったEPでもあった。