溝呂木眞也 最大のミス

 ウルトラマンネクサスのEp22から登場するクトゥーラが位相から触手を伸ば
して人間を捕食するというシーンが度々登場し、ナイトレーダーは その度に出動
するものの突如現れる触手を攻撃するだけで精一杯という状況だった。

 ところがクトゥーラの襲撃には関連性があり「七つ目の封印が解かれしとき、
深夜0時 闇の扉は開き終焉の地へと通じる」という溝呂木からのメッセージ
だった。

 そこでナイトレーダーは終焉の地に行く闇の扉は新宿中央公園と割り出して
突入しクトゥーラとダークメフィストとの最終決戦になだれ込むのだが・・・・・

 正直言ってウルトラマンは姫矢が この時点でダメージの蓄積でジュネッスにも
タイプチェンジできずにクトゥーラから痛めつけられた末に磔にされて闇の蔦で
全身を覆われる寸前になっていた。

 だからナイトレーダーを終焉の地に導き入れなければ溝呂木の企みは そのまま
成就されていた可能性が高い。

 ナイトレーダーがオーバーレイシュトロームと同じ威力を持つウルティメイトバニッ
シャーを所持しているという事を溝呂木が知らなかったのが最初のミスだろうし、
クトゥーラがチェスターを触手で絡め取って2機を衝突させようとしたのを
‘まだ早い’と言って止めたのは最後まで凪を仲間に引き込もうとしていたから
なのだろうか?

 いずれにせよ溝呂木の驕りが最終的にナイトレーダーに付け入るスキを与え、
ウルトラマンがウルティメイトバニッシャーを受けて復活して自らも消滅するハメに
なったのだから彼が求め得た力ゆえにとは何とも皮肉なものである。
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