優勝しただけでなく、若手に成功体験を積ませる事が できたアジア杯

なでしこアジア杯初制覇=決勝で豪州破る―サッカー女子(時事通信) - goo ニュース

 日本時間の昨夜行われた女子サッカーアジア杯の決勝で日本代表
は、オーストラリアに岩清水梓のヘッドで挙げたゴールでの1点を
守りきって1-0で勝ち初優勝を飾った。

 11年のW杯で優勝した日本だったがアジア杯は過去優勝がなく、
悲願の初優勝という事になる。

 今大会は海外のクラブでプレーしているメンバーがグループステ
ージまでしか出場できなかった事から11年W杯&12年ロンドン五輪で
活躍した馴染みのメンバーが揃わず、嫌がおうでも新メンバーを使
う必要があるし結果的に世代交代のきっかけになると思われた。

 実際3年前に優勝したメンバー中心で来年のW杯に臨んでも厳しい
ものになると思われるから世代交代は必須だし、若手に勝った経験
を積ませる事も重要だから優勝経験のないアジア杯を海外組不在で
制すというのは大事な事だった。

 結果的にグループステージでは登録25人全員を使えたし、特に
3試合目のヨルダン戦で主力を休ませる事ができたので延長戦と
なった中国戦で終了間際の岩清水のゴールで勝ちきる事ができた。

 決勝ではグループステージ初戦で0-2から引き分けに持ち込んだ
オーストラリアと対戦する事で学習能力も試される事になる。

 するとオーストラリアの攻撃を体を張って跳ね返し何度もあった
ピンチを凌いで、前半に岩清水のゴールで挙げた1点を死守しての
優勝だから大いに価値がある。

 とりあえずグループステージを突破した時点で来年カナダでの
W杯出場権を獲得したし、中国のラフプレーにも負けず延長で勝ち
決勝でもGSで引き分けに持ち込むのがやっとだったオーストラリ
アに勝っての優勝はW杯や五輪を経験してない若手に優勝という
成功体験をもたらす事ができた。

 つまりW杯出場権と優勝に若手を融合させるという大事なミッ
ションを成功させたアジア杯だった。
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« あしゅら男爵... カレーを食べ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。