スワローズ接戦を制し20年ぶり日本一


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https://news.goo.ne.jp/article/baseballking/sports/baseballking-306086

 昨夜神戸で行われたプロ野球日本シリーズG6でスワローズが延
長12回に2アウトランナーなしからPH川端慎吾のタイムリーで挙
げた1点が決勝点になり、2-1で5時間に及ぶ熱闘を制して01年以
来20年ぶり6度目の日本一を達成した。

 王手をかけて神戸に乗り込んだスワローズだがG6はバファロー
ズがエースの山本由伸が満を持して先発したのに対し、スワロー
ズは谷間ともいえる高梨裕稔だったしG7もバファローズは宮城大
弥が予定されていたので厳しい戦いになるものと思われていた。

 3回以降毎回ランナーを出していたスワローズは5回にヒットで
出塁したホセ・オスナをバントで送り2アウト後1番の塩見奏隆の
レフト前ヒットで返して先制すると、その裏にバファローズも1ア
ウトから内野安打で出塁した若月健矢を太田椋がバントで送り福田
周平がレフト前に落として追い付く。

 その後は一進一退の攻防で迎えた12回にスワローズは2アウトか
らヒットで出塁した塩見がバッテリーエラーで2塁に進み、PH川端
がレフト前に詰まりながら落とした一打がタイムリーになり10回2
アウトから登板したスコット・マクガフが四球のランナーを出しな
がら後続を断ち逃げ切ったわけだ。

 このシリーズMVPはスワローズの中村亮平でG1から6人の先発投
手を含めた投手陣を巧みにリードしてバファローズ打線を封じ込め、
打ってもG1の先制タイムリーをはじめG3の逆転タイムリーにG4で
もオスナの決勝タイムリーにつながるヒットなど効果的なヒットを
放ち両チーム唯一の3割を打っているのだから文句はないだろう。

 それにしても昨年までのシリーズとは打って変わって最多得点差
がG2の2点差で、残り5試合全て1点差だったというのだから凄いシ
リーズだったのは間違いないし個人的に不利と思われたスワローズ
がよくぞ勝ったと思う。

 有利と思われたチームが初戦で逆転サヨナラ勝ちした時点で今年
もバファローズか?と思われたし、高橋奎二の完封で流れを止めた
ものの神戸に戻るとバファローズ断然有利だから東京ラウンドでは
1つ勝てばいいと思われていた。

 先日も記したように東京ラウンドはバファローズに行きかねない
ミスをスワローズが犯したにも拘わらず連勝して王手をかけながら、
G5を8回に山田哲人の3ランで追い付くもクローザーのマクガフが2
度目のリリーフ失敗で5-6で落とす。

 こうしてみると本来ならクローザーが2度にわたってリリーフ失
敗するなど何度もバファローズに行きかけた流れをスワローズが耐
えて渡さなかったわけだし、スワローズの挙げた4勝のうち2試合の
決勝点が詰まったポテンヒットなどが象徴的だった。

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