ジャイアンツの岡本和真1位指名は大正解

岡本は巨人が交渉権＝プロ野球ドラフト(時事通信) - goo ニュース

　今日 行われたプロ野球のドラフト会議でジャイアンツが高校通算
73HRを放った智弁学園の岡本和真を 単独で1位指名したのが目に付
いた。

　最近のドラフト会議ではマスコミがドラフトの目玉として挙げる
のは殆どが即戦力の投手ばかりで、そういう投手を獲得すると
‘大成功’と大喜びする傾向が強いのだが そういう投手ばかりを
上位で取り続けると意外に野手を取り損ねてチームは先細りする。

　かつてホークスが根本陸夫氏健在の頃、投手力に問題があった
にも拘わらず小久保裕紀から始まり城島健司、井口資仁、松中信彦、
柴原洋らを獲得し彼らがチームの中心になったので強豪チームに
生まれ変わった。

　ところが根本氏亡き後に就任した人間のクズは即戦力投手ばかり
取り漁り、城島より若い大砲候補を一切取らなかったためチームは
先細りするハメになった。

　それを考えるとジャイアンツも同じ轍を踏んでおり阿部慎之介
よりも若い大砲候補は大田ぐらいだったので、将来の4番候補を
1人でも多く取っておかなければならなかったのだが今回のドラ
フトで有原らを尻目に大砲候補の岡本を指名したのは大ヒットだ
ろう。

　特にジャイアンツのようなチームは戦後 川上哲治から始まり
長嶋茂雄に王貞治、原辰徳や松井秀喜らジャイアンツ育ちの4番が
チームの顔として君臨していたので その伝統を守る必要がある
のだから。