22年W杯アジア2次予選はベストメンバーを組む必要はない

 22年W杯カタール大会のアジア2次予選の組み合わせ抽選が先
日クアラルンプールで行われ、日本はキルギスタン・タジキスタ
ン ・ミヤンマー・モンゴルとの対戦が決まったようだ。

 2次予選のレギュレーションは5カ国がホーム&アウェーで戦い
各組の1位8カ国と、各組2位の成績上位4カ国までが最終予選に
進むというもの。

 他のグループを見るとA組では中国とシリア、C組はイランとイ
ラクにバーレーンがD組はサウジアラビアとウズベキスタンが組ん
でいるし何といってもH組では韓国と北朝鮮が同じ組に入ったのを
みるとF組の日本は楽なグループに入ったといえるだろう。

 とりあえず気になる点といえばアウェー戦で9月のミヤンマーは
雨期による豪雨が3月のモンゴルは厳寒対策、キルギスタンは感染
症などピッチ外での環境面が過酷な国が多いという事。

 そういう意味で個人的には2次予選は先月のコパアメリカの時の
ような海外組を召集してのベストメンバーを組む必要はなく、国内
組を中心にしたメンバーで臨み国際試合の経験値を上げて選手層を
厚くすればいいのではないか。

 ジーコ・ジャパン以降の日本代表はW杯予選の最初の頃から海外
組を招集しベストメンバーで臨んでいたのだが、特にジーコやザッ
ケローニは常にベストメンバーを組む事に拘った一方でメンバーの
固定化し過ぎはレギュラーと控えの選手層の断層を生む形が見られ
ていた。

 ただ今回は2次予選と最終予選の間に東京五輪が行われ、五輪の
メンバーが最終予選から合流するのが既定路線だろうから少なくと
も2次予選からメンバーを固定する必要はない。

 海外組の選手達はクラブでレギュラーポジションを確保している
選手は少ないわけで、格下相手の試合に召集する事で移動などの疲
れからコンディションを崩してしまうのがオチなので海外組を召集
するメリットはないのだから。

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