帝京大、ＮＥＣ破る＝大学勢９年ぶりの快挙―ラグビー日本選手権(時事通信) - goo ニュース
今日から始まったラグビー日本選手権の1回戦で、秩父宮で行われた
帝京大－NEC戦で大学選手権を6連覇した帝京が31－25で勝ち05年度に
早稲田がトヨタ自動車に勝って以来のトップリーグ相手の大学勢の勝利
だった。
開始早々にNECがT&Cで7点を先制したのを皮切りに2度リードしても
帝京が追い付き、14－14から30分過ぎにPGで勝ち越すと終了間際に
NECがPGで追い付くという競った展開で前半を17－17で終了。
後半に入ると共にPGを外した後60分と63分に互いにPGを決めて迎え
た67分にPGで帝京が3たび勝ち越すと、ボールの支配を高めた末75分に
流のゴロパントを尾崎が押さえるTで勝負を決めた。
前半は雨に見舞われてハンドリングが思うようにいかずラインアウ
トでもエラーが多い中での勝利だから帝京の強さが改めて分かる。
後半になると雨が上がったと共に帝京のペースに持ち込み敵陣で
ボールを支配して攻め続ける事ができたのは素晴らしいし、67分に
PGで勝ち越した後も敵陣でゲームを進めていたので75分のトライが
なくても あのまま逃げ切りそうな雰囲気ではあった。
大学では無人の野を行くような強さを見せる帝京だがトップリーグ
勢を相手に勝てないというのが喉に刺さった小骨のような感じだった
ろうが、これで改めて大学選手権の連覇を続けている間に培われた
地力が発揮され宿願を果たした形だろう。
ただしNECはトップリーグ10位のチームで05年度に早稲田が勝った
トヨタは4位だったという雑音もあるので、次の東芝戦での戦いが
帝京の積み上げたものの真価が分かるのではないか。
残念だったのは生憎の気象コンディションで観客席が寂しかった
事ぐらいだが、次の東芝戦ではせめて1万人を越えて欲しいもの。
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もっとも学生が社会人に勝てるというのは、むしろレベルが低いわけで早稲田が05年度に勝つ以前は昭和まで遡らなければならず。
その頃の日本代表は韓国にすら勝てないという状況でしたから、現在の方が健全なわけですよ。
サッカーも東京五輪以前は暗黒時代といわれてましたが、その頃は天皇杯で大学生チームが優勝してましたからね。
帝京は次の東芝戦で真価が問われるでしょうね。