民放地上波はリーグ戦よりカップ戦が好き


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20230211-0201

 今年のサッカーJリーグは来週2月18日に開幕するのだが、その1週
前に行われるのが前年度J1優勝チームと天皇杯優勝チームが対戦する
富士フイルム・スーパー杯。

 昨日国立競技場で行われた一戦はJ1王者・横浜と天皇杯優勝チーム
甲府の間で行われ30分にエウベルのゴールで先制した横浜に対して、
甲府も44分にピーター・ウタカのゴールで追い付いて前半終了。

 後半に入ると61分に横浜が西村拓真のゴールで勝ち越すと、終盤
の甲府の猛攻を凌いで2-1で逃げ切った。

 昨年のJ1王者対天皇杯優勝チームとはいえJ2の甲府の対戦だから
横浜断然有利と思われるも意外に競るのがカップ戦の面白いところ
だが、中継したのは日テレの地上波だったというもの。

 このJJリーグ開幕前のイベントはゼロックススーパー杯と言われた
頃から日本テレビが地上波中継しているのだが、そういえばJリーグ
杯といわれるルヴァン杯(旧ナビスコ杯)の決勝はフジTVが地上波
中継している。

 Jリーグでは年間の勝敗で優勝チームを決めるリーグ戦と一発勝負
の要素が強いカップ戦が並行して行われるが、当然のように年間を
通して戦うリーグ戦優勝が最も価値があるのは間違いないだろう。

 ところがTV局側はリーグ戦を1stステージ&2ndステージの2シー
ズン制にする事をねじ込もうとしていたのだが、これはリーグチャ
ンピオンシップという形で優勝チームを決める方が盛り上がると
思っているフシがある。

 つまりリーグチャンピオンシップなら地上波中継するという事な
のだが、チャンピオンシップのためにシーズンを分割するなど邪道
な話でDAZNが放映権を獲得して以降その話は出なくなった。

 それを考えると民放地上波は長い期間かけて行うイベントよりも
短期間で優勝が決まるカップ戦の方が好きなようで、そちらを王者
と呼称するのだが‘まずプレーオフしか放送しない’という姿勢はス
ポーツ文化の破壊にあたるのではないだろうか。

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