レブロンの執念、クリーブランドの逆転優勝を呼ぶ

キャバリアーズ初V=3連勝でウォリアーズに雪辱―NBAファイナル

 日本時間の今朝オークランドで行われたNBAファイナルG7は、
クリーブランドが93-89で連覇を狙ったホームのゴールデンス
テイトに勝って初優勝を飾った。

 3勝3敗で迎えたG7は接戦になり前半を終えて49-42でホームの
ゴールデンステイトがリードし、このまま逃げ切るかに思えたが
第3Qでクリーブランドがペースアップして76-75と1点差で最終
Qを迎え残り1分で89-89の同点。

 そして残り53秒でカイリー・アービングが3Pを決め抜け出すと、
最後はレブロン・ジェームズがFSを決めて4点差とし勝負を決めた。

 昨年と同じ顔合わせになったNBAファイナルはG3まで互いのホ
ームで勝つ展開でゴールデンステイトが2勝1敗とリードしていた
のだが、クリーブランドでのG4でゴールデンステイトが勝った事
からオークランドで迎えるG5で連覇が決まるのではと思われた。

 実際に今シーズンはゴールデンステイトのオークランドでの勝
率は驚異的でG1は104-89、G2に至っては110-77という歴史に
残る大差でゴールデンステイトが連勝していたのだから勝率が高
いチームのホームゲームが多いアドバンテージがあるのでクリー
ブランドで1勝した時点でゴールデンステイトの優勝は確実だと
思われたのだ。

 ところがG5はエースのレブロン・ジェームズだけでなく昨年は
ケガで出場できなかったカイリー・アービングが神がかった活躍
を見せ112-97で生き残ると、ホームでのG6も115-101で連勝
し勢いを付けてオークランドに乗り込んできたのだ。

 思えばゴールデンステイトはカンファレンスファイナルでオク
ラホマ相手にホームで1敗したため1勝3敗と追い込まれながら、
オクラホマでのG6を勝つなど踏ん張って逆転でのファイナル進出
を決めていたので真逆のパターンになってしまった。

 クリーブランドは昨年もファイナルに進出したもののカイリ―・
アービングにケビン・ラブも不在でエースのレブロン・ジェーム
ズの孤軍奮闘虚しくという形でゴールデンステイトに敗れていた。

 今シーズンは その3人がケガなく臨めたのも大きく一時はマイ
アミに移籍していたジェームズがクリーブランドを勝たせるため
敢えて戻ってきた執念が実ったという事だろう。

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