全仏へ弾み!錦織、クレーコート初V「苦手意識なくなった」/テニス(サンケイスポーツ) - goo ニュース
現地時間の27日に行われたバルセロナOPの決勝で錦織圭がサン
ティアゴ・ヒラルドに6-2・6-2のストレートで勝ち初優勝を飾る
と共に、ツァー5度目の優勝の中で初めて優勝するという快挙を
演じ世界ランクも17位から12位に上がる事になった。
強敵であるラファエル・ナダルがベスト8で敗退していたという
幸運もあったが、それを除いても余りある快挙なのは間違いない。
というのもバルセロナOPは赤土のクレーコートなので球速が落ち
やすくラリーが続く事から、ショットのパワーとラリーに対応でき
る体力が求められるから日本人は相性が悪く錦織も苦手にしていた。
しかも今年3月に行われたソニーOPで左足付け根のケガでベスト
4に進出しながら棄権していたし、その影響で4月初めのデ杯も欠場
していたため復帰戦となるがクレーコートでどこまでやれるのか?
と心配されていた中での優勝だから価値がある。
錦織のコーチであるマイケル・チャンはクレーコートで行われた
89全仏OPで優勝しているので、コンビを組んだ効果が出た形にも
なるだろう。
こうなれば5月に始まる全仏OPでの活躍も大いに期待できるので、
これまで以上に注目したい。