ヒーロー作品に民話的なEPは必要か?

 第2期ウルトラの特徴としてエースあたりから夏の怪奇シリーズ
や民話シリーズのようなEPが見られる。

 今から40年前にOAされていたウルトラマンレオでは8月に怪奇
シリーズ、10月には日本名作民話シリーズという企画があったの
だが一寸法師をベースにしたプレッシャー編などを見ると当時5年
生と
いう事もあり‘何歳児を対象にしているのか?’と思っていたのだ。

 たしかにウルトラに登場する怪獣は民話的なEPも多いし4年連続
となったレオになればネタ切れもあってそういう路線も止むを得な
かったのだろうが‘○○より’などと昔話の元ネタがサブタイトルに
出ると少なくとも年齢が上の視聴者達は‘何で怪獣を通じた昔話を
見なければならないのか’と不評になっていくのではないか。

 しかもレオなどはシリーズ化されて1ヶ月は その路線が続くの
だから、興味のない視聴者としては その間に違う番組を見てしまう
という悪循環に陥っている。

 基本的に子供は背伸びをしたがりヒーロー作品を見ながら大人の
世界を垣間見ようとするので、露骨に子供のみを対象にした作品と
いうのは肝心のターゲットである子供達からも不評となるのは当然
だろう。

 やはり昔話や民話的なEPは帰ってきたウルトラマンのように、
多くても3話ぐらいでいいのではないかと思うのだ。

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コメント
 
 
 
意外にも (柴田真紀)
2014-09-21 22:19:40
演じていた真夏竜氏は、初期の特訓編は別として、
一番印象に残っているのが、民話編だそうです。
氏が、今も民話の語りをやっているのも、その名残だそうです。
ああ~、今年は「生・民話語り」、1回しか聞いてないや~。
 
 
 
それは意外です (こーじ)
2014-09-21 23:45:41
>柴田真紀様
 たしかにダンとアンヌ運命の再会というのも民話編でしたからね。

 ただオニオン編などは‘ちょっと・・・’という感じですが。
 
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