変身忍者嵐の格闘家ゲスト月間

 今から51年前の今頃は帰ってきたウルトラマン31話~34話の
プルーマ編・キングマイマイ編・ムルチ編・レオゴン編と、4話
続けてインパクトの強い名作が続き後にだが11月の傑作編と呼ば
れるようになった。

 それから1年後の72年はウルトラマンAではなく裏番組の変身
忍者嵐が31話・32話、それに(12月に入るのだが)36話が11月?
の格闘家ゲスト月間となった。

 つまりファイティング原田・高見山・沢村忠といったボクシン
グ・大相撲・キックボクシングを代表する選手達がゲスト出演
しているわけで、しかも本人役での出演だから単なるテコ入れ
の一環ではあるのだろうが今となっては凄いとは思う。

 まずファイティング原田は少林寺拳法指南という設定で傘を
被った僧侶の姿で登場し、パンチで敵の下忍達を次々に殴り倒
す役。

 続いて高見山は唐突に裸にマワシ姿で米俵をかついで登場し、
やはり下忍達を片っ端から倒していくという展開。

 最後の沢村忠は百地三太夫の弟子という設定だが名前は沢村
忠と名乗り、最初は中国人の姿で登場すると戦う場面では服を
脱ぎ棄てトランクス姿になって立ち回りをして得意の真空飛び
膝蹴りまで披露。

 まぁ沢村忠は前年の帰ってきたウルトラマンでゲスト出演し
主役の郷秀樹とスパーリングシーンがあるのだが、こちらは単
なる顔出しだったが嵐では敵相手にアクションを披露するのだ
か沢村以外唐突感が凄まじい。

 これ東映の得意技で、この流れが翌年放送開始だった‘どっこ
い大作’に大鵬親方がゲスト出演するまでになるのだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« サッカー日本... カルタ練習会2... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。