2017選抜高校野球,第1日

履正社、日大三破る=智弁学園と呉も2回戦へ―選抜高校野球

 今日から今年の選抜高校野球が開幕した。

 初日の注目カードは何といっても第2試合の日大三-履正社で
昨秋の明治神宮大会王者の履正社に東京大会準優勝の日大三が
挑む形だが、神宮大会決勝で履正社に敗れた早実に敗れたものの
強打者の清宮幸太郎を完全に抑え込んだ桜井周斗が履正社打線を
どこまで抑えられるか。

 第1試合は初出場同士の対戦ではあるが11年夏に出場経験がある
至学館が幾らか有利か。

 第3試合は熊工の山口が春連覇を目指す智弁打線をどこまで抑え
られるか?というのが最大の注目ポイントだろう。

 第1試合:至学館 5⑫6 呉

 1回に至学館が内野安打で出塁した1番が盗塁とバントで1アウト
3塁から3番の投ゴロで先制すると2回に呉はヒットで出塁した4番
が盗塁とバントなどで1アウト1・3塁から7番のスクイズで追い付く。

 5回に呉が1アウトから連打と四球で満塁から9番の犠牲フライで
勝ち越すと、至学館もその裏に5番がヒットで出塁し四球などで2
アウト2・3塁から9番の2点タイムリーで逆転し8回には死球で出塁
した8番が暴投と2つの犠打で4-2とリードを広げる。

 しかし呉は9回に6番がヒットで出塁すると1アウト後8番&9番の
連続2ベースで追い付くと、12回に1アウトから3&4番の連打と犠打
エラーで満塁から押し出しとタイムリーで2点を勝ち越す。

 至学館もその裏に5番の2ベースと死球にバントで1アウト2・3塁
から3塁ゴロで1点返すが9番の3塁ゴロで3塁手とランナーが衝突し
守備妨害を取られ試合終了。

 ヒット数は至学館が4安打に対し呉は14安打なので至学館の投手
陣が継投でよく凌いでいた展開だったものの、最後は踏ん張り切れ
ずに力尽きた形で打力の差が明暗を分けた。

 第2試合:日大三 5-12 履正社

 1回に日大三は四球で出塁した1番が2番の3ベースで還して先制
すると2アウト後5番のタイムリーで2点を先行すると、履正社も3
回に7番&9番の短長打で1点を返し5回には1アウトから四球と2ベ
ースで1アウト2・3塁から1番の3ランで4-2と逆転する。

 更に7回には2つの四球で2アウト1・2塁から2番のタイムリーで
4-2となるが、日大三もその裏に1アウトから1&2番が連打でチャ
ンスを作ると3番の2ベースで2点返すと8回には7番のPHがヒットで
出塁し1アウト2塁から9番の3ベースで遂に追い付く。

 しかし1アウト3塁の勝ち越し機を逃すと9回に履正社が四球で出
塁した8番をバントで送り2アウトから2番のタイムりでー勝ち越し
更に3連打にエラーを絡めたりで6安打を集中し一挙に7点を挙げ
勝負を決めた。

 8回までのヒット数は履正社が5に対し日大三は11安打を放って
いたのだが、それだけ履正社の竹田が踏ん張っていたわけで結果
的には9回の7点以上に5回に出た1番の3ランが試合の流れを決め
たのではないか。

 第3試合:熊本工 0-9 智弁学園

 1回に智弁は1番が四球で出塁し内野ゴロでランナーが入れ替わ
った後に盗塁して3番のタイムリーで還り先制すると、3回にも1
アウトから2&3番の短長打で2点目を上げ5回には2つの四球と盗
塁に暴投で3-0とする。

 一方の智弁・松本は熊工打線を4回までノーヒットに抑え最終
的には2塁を踏ませたのが7回の1度のみという好投。

 終わってみれば6回以降智弁打線は手を緩める事なく相手の
暴投や重盗にHRまで絡めて6点を挙げ9-0で快勝だった。

 試合前は熊工・山口の投球次第と言われたわけだが11安打を
浴びただけでなく8個の四球を与え暴投も3つにエラーも5つでは
勝ち目はない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 久しぶりの山... スポーツマン... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。