クライシス2050の苦い思い出

 今から30年前の7月15日に行われた追い山を見る前に、時間
潰しとして見たのがクライシス2050である。

 追い山がスタートするのは4:58だから日付が変わったぐらい
のタイミングで櫛田神社に参拝した後に飾り山を見て回り、それ
から映画を見て終了後に櫛田神社周辺に戻るというのが追い山鑑
賞の定番スケジュール。

 85年は007美しき獲物たちを96年はミッションインポッシブル
などを見ているのだが、個人的に大失敗したのが90年のクライシ
ス2050で東京から来た友人のGクンと行ったものの非常に残念な
できで当日は早朝野球をプレーしていた事もあり中盤に居眠りを
してしまったのだ。

 そもそも追い山への時間潰し映画の候補としてクライシス2050
と、レッドオクトーバーを追えがあった。

 クライシスはチャールトン・ヘストンがレッドオクトーバーは
ショーン・コネリーが出演していたのだが、クライシスの方がTV
でのCMに力を入れていた感が強い。

 悪い事に7月に入ってTVでベン・ハーを見た事からチャールトン
・ヘストンが出演していたのと、日米合作で内容的にも太陽の膨張
から地球を救うというものだったのでコチラを選択したのがが…

 考えてみればブラックホールの太陽との衝突を回避するために、
木星を爆発させてコースを変更させるというプロットのさよなら
ジュピターと同じだしコケた作品でもあったのだ。

 TVでの宣伝が多いのにもごまかされた形で豪華キャストで固め
ただけだったキャノンボールや、ドルフ・ラングレンが主演だっ
ただけで話題になっていたレッドスコルピオンなどがこのパターン
にあたる。

 ただしキャノンボールの時は友人のSクンがレイダース失われた
アークをレッドスコルピオンの時は同じく友人のTAROクンがダイ
・ハードを薦めてくれたので事なきを得たのだが、1か月後に上京
してTAROクンに会った時に‘レッドオクトーバー面白かったよ、何
でこっちに行かなかったのよ!’と言われたので帰郷して1週間後に
レッドオクトーバーを見たら比べ物にならないぐらい面白かった。

 余談ながら一緒に見ていたGクンも途中居眠りしたそうで、コチ
ラは旅の疲れが出てしまったとの事。

 クライシス2050こそ私の映画鑑賞キャリアの中で最も外した作品
になっており、まさしく黒歴史になったのだからCMなどにごまかさ
れてはいけないと実感した30年前だった。

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