ひどいジャッジは よくある事

 先日タシケントで行われていた2010南アフリカW杯アジア最終予選での
ウズベキスタン戦で日本は1-0で勝ち、見事に南アフリカ行きの出場権を
獲得した。

 ただ問題になったのはシリア人のウズベキスタン寄りのジャッジ。
 ウズベキスタンのあからさまなファウルを取らず、日本のちょっとしたファ
ウルを取りまくり終了間際には長谷部誠にレッドカードを出しただけでなく
指示を出していた岡田武史監督まで退席処分にしたのには呆れた。

 後日 友人達と話題になったのが‘02日韓W杯の韓国-イタリア戦のペルー
人レフェリーとどっちが酷いか?’という話で盛り上がった事。
 あのペルー人レフェリー・モレノは開始早々PKを取ったり かなり怪しかった。

 だからモレノ レフェリーが先日の日本-ウズベキスタン戦で笛を吹いて
いたら件のシリア人レフェリーより酷い事になっていたのでは?という事に
なったし‘それを考えるとシリア人レフェリーの方がまだマシか’と大笑いした。

 そう、世界には酷いレフェリーはいくらでもいる。

 日本は‘審判は厳正中立で公平に裁く’と思い込んでいるが実際には
そんな事はありえない。
 特にアウェー独特の雰囲気ではレフェリングにも影響が出る。
 実際にホーム&アウェーというシステムは‘ホーム断然有利’ という事を
前提として作られていると思う。
 そういう価値観が特に強い中南米や中東などから来たレフェリーはホーム
寄りのジャッジを行うのかもしれない。 

 印象的だったのがシドニー五輪の100㌔超級ファイナルでフランスの
ドゥイエに対し内股すかしで完全に投げて一本と思ったのに取ってもらえず
敗れた篠原信一が後日‘あまりにも見事に決まったので喜びすぎたのが
敗因。
本来なら審判が一本を宣言してないのだから ドゥイエは無防備だったので
あのまま押さえ込みに行けば一本勝ちだった’とコメントしていた事。 

 我々は篠原の内股すかしをジャッジできなかった審判に対して怒りを爆発
させていたが、当の篠原は冷静に分析していたのだ。
 内股すかしを取らなくても‘待て’がかからず投げられたままの相手なら
確かに押さえ込める。

  本当に強ければ多少のミスジャッジは気にする事はない。
 実際に第1回のWBCで日本はボブ某のろくでもないジャッジで窮地に
追い込まれながら、最終的にはしっかり優勝しているのだから。        

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