8話も間を空けて再登場したぺギラ

 BSプレミアムでOAされているウルトラQ4Kリマスター版は、昨
日がぺギラ東京襲撃編だった。

 ぺギラといえば南極に生息している冷凍怪獣で南極が原子力発電
所の事故で温暖化したため、北極に移住するために東京に立ち寄る
形で結果的に東京を襲撃する形になる。

 ここで問題になるのはぺギラの南極編は放送順は5話だったのに
対し東京襲撃編は14話と8話も空いてしまうのは今では考えられな
いわけで、これこそ製作終了後にOAされるスタイルだったウルト
ラQならではの放送順になっているし実際にガラモン編も2話が空
いているのだ。

 もともとウルトラQはトワイライトゾーンのような怪現象を扱う
特撮SFドラマで実際に最初の頃に制作されたEPとしては人間が突然
巨大化する‘変身’や、催眠術による少女の精神体離脱を描く‘悪魔っ
子’に人類の蒸発を描いた‘あけてくれ’などがあった。

 巨大生物では原始植物のジュランや火星から送り込まれたナメゴ
ンに古代始祖鳥・ラルゲユウス、そしてハニーぜリオンを与えられ
巨大化したモングラーなどナメゴン以外は怪獣というより巨大生物
という雰囲気だった。

 そんな中でゴジラのスーツを改造したゴメスに続いてぺギラが作
られたわけで円谷オリジナルの大怪獣という事からか2つのEPが制
され、
東宝から梶田興治監督と交代でやってきた野長瀬三摩地監督
が最初に手掛ける形になっている。

 本来なら2本続けて制作されたなら前後編作品になるのだが、こ
ういう形での間を空けてのOAというのも悪いものではない。

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