今年の我が家は組長

　4月から我が家は組長になった。
　とはいえヤ○ザの組長ではなく、町内会の組長である。

　前回は02年に務めているのだが、ウチの組は11戸あり ご多分にもれず
年配者の1人暮らしの家が含まれるので最近では7年に1度ぐらいの周期で
組長が回って来るようだ。

　ただ こういった仕事は前回までは母親が1人で仕切っていたので私と
オヤジは殆どタッチしてなかったが、04年に母親が亡くなっているので
今回は私が中心になって仕切る事になる。

　一応 月に1度の会合はオヤジが町内の お偉方と親しいのでオヤジに
行ってもらっているが、町内会費の集金や区長への納付に回覧板の整理
などは私が行う事になっている。

　よくしたもので引継ぎから1ヶ月の5月に神幸祭があるので半年分の組費と
祭りの奉賀金を集金しないといけないから、いきなり大ヤマが来る気分だ。　

　前記したように前回までは母親が仕切っていたので最初は出納帳を見ても
組費と区費の違いが分からず、オヤジに尋ねても分からないという困った
状況になる。
　それでも何とか理解して9日から集金をしてまわったが集金に行って不在
だと困るので事前に電話を入れて行くようにした。　

　組費は半年分の集金になるのだが、2軒ばかり1年分を支払ってくれるので
領収書の数字を別にするなど考えてやらないといけない。
　しかも全戸で集金を終わり町内の会計係の人の店にお金を持っていくと
領収印だけでなく、通い帳にも印鑑を付いてもらわないといけないという事を
初めて知った。　

　実は通い帳は組長の引継ぎの時に貰う箱に入っていたのだが数字は漢字
で縦書きで記されているのだから、その通りに書かないといけないのが大変だ。

　とまぁ いろいろと試行錯誤を繰り返しながら始まった組長だが慣れた頃
には次の家に引き継ぐ形になってしまうのが難点だ。