2023 夏の甲子園・第9日:ベスト16揃う


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-230814-202308140000608

 2回戦最終日となる大会9 日目の注目カードは第3試合の
浜松開誠館ー北海戦。

 共に初戦を逆転勝ちして2回戦に進出した新興チームと古豪
の対決で、特に初戦で9回2アウトから2点差を追いつきタイブ
レークの末に逆転勝ちした北海の勢いを浜松開誠館が抑えられ
るか。

 第1試合はタイブレークサヨナラ勝ちし初勝利を挙げた鳥栖
工と18年以来の勝利を挙げた日大三の対戦だが、初戦で嵌った
鳥栖工の継投策が日大三打線に通じるか。

 鳥栖工とすれば07年の佐賀北ー帝京戦のような展開に持ち込
みたいところだが果たして。

 第2試合は05年選抜以来の対戦となるが、この時は神村が5-
3で逃げ切っているし鹿児島県勢は和歌山県勢に全勝しており
特に市和歌山には2連勝中だが3度目の正直か?2度ある事は3度
あるか?

 第1試合:鳥栖工 1ー3 日大三 

 1回に鳥栖が2アウトからヒットで出塁した3番が盗塁し4番の
タイムリーで先制すると、その裏に日大三も四球で出塁した1番
をバントで送り3番の2ベースで返し1-1のまま互いにランナー
を出しながら進む。

 迎えた6回に日大三は内野安打で出塁した6番をバントで送り
8番の2ベースで勝ち越すと、8回にも1アウトから2ベースで出塁
した9番を2番のタイムリーで返し3-1と突き放した。

 日大三は2回途中からエースの安田が登板し鳥栖打線を3安打に
抑え、終盤に地力の差を見せた形だ。

 鳥栖は4回に1アウト満塁、7回にノーアウト2.3塁とピンチを迎
えながら無失点で凌いだが、安田を打ち崩せなかった。

 第2試合:市和歌山 1ー12 神村学園

 1回に神村は死球で出塁した1番をバントで送り3番&4番の長短打
に四球や暴投を絡めて3点先行すると、3回にも1アウトから3番が歩
き2アウト後4連続四球で押し出しの2点を加える。

 和歌山も1回に3つの四死球で2アウト満塁、3回に1アウトから5番
のヒットと6番の四球で1・2塁に5回も9番のヒットから1アウト1・2
塁のチャンスを潰し6回に5番の2ベースに四球とボークで1アウト2・
3塁から8番の犠牲フライで1点を返す。

 しかし神村は7回に1番のヒットから四死球で1アウト満塁とし5番
の犠牲フライで1点追加すると、6番以下の2ベースを挟んだ3連打で
一挙5点を挙げ勝負を決めた。

 共に初戦で投げなかった投手の先発だったが1回に3安打2四死球で
3点を先行した神村に対し、その裏に和歌山は3つの四死球で作った
2アウト満塁から得点できなかった1回の攻防が明暗を分けた。

 第3試合:浜松開誠館 2ー3 北海 

 3イニング連続ノーアウトのランナー(うち1回&3回はノーアウト
2塁)を潰した浜松は4回に先頭の4番が2ベースで出塁すると暴投で
3塁に進み5番の犠牲フライでようやく先制したのに対し、北海も6回
まで4回以外は毎回ランナーを出しながら得点できなかったが7回に
8番のヒットから2つのバントで野選やエラーが出てノーアウト満塁
とし1アウト後3番の3ゴロで追い付く。

 5回以降ランナーが出なかった浜松は8回に1アウトから1番&2番の
連打の後に4番がタイムリーを放ち勝ち越すが、その裏に北海はヒッ
トで出塁した5番をバントで送り7番のタイムリーで追い付くと9回に
ヒットで出塁した3番を4番が送り5番の2ベースでサヨナラ勝ち。

 こうなると浜松は4回まで3度のノーアウト2塁で1点しか取れなか
ったのが響いて来るが、北海も1回に1アウトから死球とヒットに2
アウト後に四球で2アウト満塁を皮切りに3回のノーアウト1塁や6回
の1アウト1・2塁~2アウト2・3塁を潰しているので前半は両チーム
の投手が踏ん張ったという事だろう。

 そして北海は5回以降の目まぐるしい継投がモノをいったという
事になるか。

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