関学大が史上初の甲子園ボウル６連覇達成

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-231217-202312170000587

　今日行われた大学アメリカンフットボール日本一を決める甲子園
ボウルで、関西学院が法政に61－21で勝ち大会6連覇を達成した。

　第1Qの1stドライブから関学がTDを重ねるのに対し法政は最初の
攻撃シリーズで4thダウンギャンブルを仕かけ1stダウンを奪うも以
後は1stダウンをなかなか取れない状態で、14－0からセーフティー
で2点を追加されパスインターセプトTDを決めらるなど前半を33－7
と大量リードされる。

　後半に入っても最初のTDは関学が挙げるなど試合のモメンタムを
最後まで関学は渡さず、結果的に40点差を付けての6連覇で関西の
レベルの高さを実感するものだ。

　これで西日本勢ここ10年で9回勝っており特に関西学院は9回中8
回優勝しているのに対し、東日本勢は17年の日大が勝ったのみで完
全に関西勢の優位が定着している。

　ところが日大は悪質タックル問題や大麻問題で失脚しており、今
やアメリカンフットボールの報道は競技の面白さより日大スキャン
ダルネタばかりが目立つ。

　本来アメフトは各ポジションのスペシャリストが戦略&戦術を駆
使して戦う他の競技にない面白さがあり、20世紀まではNFLのスー
パーボウルやカレッジのローズボウルなどもTV中継され楽しむ事が
できた。

　ただMLBやNBAに比べて日本人がプレーする機会が極めて厳しい
という事からか、NFL中継は年々減り一昨年から遂にスーパーボウ
ルすら中継がなくなり本場の試合を見る機会がTVではほぼなくなっ
ている。

　そういった時代に甲子園ボウルや正月のライスボウルはアメフト
を見る事ができる、今では貴重なイベントになっているのだ。