ゴジラVSコングを見た

 12日夜に次男と待望のゴジラVSコングを見に行く事ができた。

 本来なら直方にあるTOHOシネマズが最も近いのだが私が拘る
字幕版は当日11:00からのみで残りは全て吹き替え版になって
おり、ちょうど3年前のゴジラ・キングオブモンスターズと同じ
パターンだったから更に足を延ばして中間にあるユナイテッド
シネマで22:40からのヤツを見たのだった。

 嬉しい事に次男も字幕派なので遠くまで行っても文句は出な
かったし入場時に購入したパンフレットに目を通す事もなく、
ネタバレなしで上映開始を待ったのだが多くの人達がレビュー
で書かれているように平成ゴジラVSシリーズを思い出すオープ
ニングからスタートするわけだ。

 まだまだ公開から半月も経ってないのでストーリーなどは敢
えて書かないが、既にネットなどでネタバレしているためメカ
ゴジラが人類側の兵器として登場する事は記しておく。

 このメカゴジラ前作のラストでエコテロリストのアラン・ジ
ョナが回収したギドラの頭部が、この物語の黒幕エイペックス
・サイバネティクスによって開発されるわけでハリウッド製作
という事からかターミネーターのような雰囲気だった。

 本来人類とは共存しているはずのゴジラが暴れたのはエイベ
ックス社のあるペンサコーラと、メカゴジラの工場がある香港
だったというのは宿敵であるギドラの残留思念を本能で察知し
たからという解釈になる。

 またエイペックス社がメカゴジラの短時間の起動だけで燃料
切れになってしまうため、コングの故郷と思われる地下空洞か
ら新エネルギーを採取しようと考えコングに道先案内をさせる
事を計画する。

 この新エネルギーは怪獣達の力の源で地下空洞への入り口が
南極大陸というのは、キングコングの逆襲で北極の地下にある
といわれる究極の核兵器素材エレメントXを彷彿させるしエイ
ペックス社CEOウォルター・シモンズが‘これは本物よりも強い’
とメカゴジラを自慢するのはドクター・フーが‘ワシの作ったメ
カにコングは本物より強い’というセリフと被る。

 まぁストーリーにはツッコミどころ満載だが単なる怪獣バト
ルを楽しむには最高で随所にキングコング対ゴジラやキングコ
ングの逆襲へのオマージュシーンがあり、また空母上に立って
ゴジラと戦うシーンなどはエヴァの弐号機と使徒ガギエル戦ま
で彷彿させてしまった。

 まさに究極の怪獣バトルはゴジラとコングならではで、巷で
言われる‘怪獣好きの怪獣好きによる怪獣好きのための映画’と
いう言葉がピッタリ来る内容だった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 民放地上波がM... 日本のオール... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。