プロ野球キャンプ報道に注意

　今日から2月に入りプロ野球も春季キヤンプインが始まるのだが
気を付けなければいけないのはスポーツ紙のキャンプ情報で、いい
かげんな情報を流してくれるので100％信頼せず注意して見る必要
がある。

　というのもチームとして出て来て欲しい選手をマスコミにアピー
ルしてもらうというのは悪い話ではないが、スポーツ紙の記者達の
ひいき選手を必要以上にアピールするケースが特に21世紀に入って
多々あるため乗せられないようにしなければならない。

　つまり今のスポーツ紙は昭和の頃に比べて不景気で売り上げも厳
しいため、売らんがためにもセンセーショナルな見出しや煽りまく
りの記事を好んで載せているケースが多いのだ。

　いい例が14年のキャンプ初日に松中信彦が柵越えを連発し4版候
補のライバルとされる李大浩らは0だったため、松中圧勝という見
出しで記事を書いていたのだがキャンプ初日からベテランが柵越え
連発したところで仕上がりが早過ぎてケガが怖いと心あるファンは
思うのだ。

　ここでスポーツ紙やTVのスポーツニュースからしか情報を得ない
面々の一部は、そういった意図を理解せずに‘今年の松中はやるん
じゃないか’的に期待したあげくプレシーズンゲームの頃にはケガ
でリタイアという全くもって当たり前の結果を残してくれていた。

　松中もスポーツ紙に書いてもらってアピールしようと考えている
のではないかと思うぐらい早めに仕上げていたのだが、毎年のよう
にキャンプ終盤かプレシーズンゲーム中にケガで離脱を繰り返して
いたのだから何をかいわんや。

　個人的にも昨年2月いっぱいでスポーツ紙を取るのは止めており
雑音が入らず静かなもので、今年もWBCもある事だからケガ人情
報だけネットの記事でチェックしつつ穏やかな心で3月の開幕を待
ちたいものだ。