2024選抜高校野球:第6日


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-240325-202403250000389

 雨で2日間順延された6日目の注目カードは、第2試合の八戸学院
光星vs星稜

 共に左腕の好投手を持つ両校が激突するわけだが初戦で156球を
投げた光星・洗平がどこまで投げられるかというのも見どころで、
継投になる可能性が高いと思われるから投手陣の層の厚さが明暗を
分けるだろう。

 1回戦最後の第1試合は右の蜂谷や左の猶明ら2年生投手陣が充実
している日本航空石川が、優勝経験のある常総学院に挑む展開でプ
ロ注目の小林を攻略できるか。

 第3試合は継投で近江に競り勝った熊本国府と久しぶりの勝利を
挙げた阿南光の対戦だが、初戦で完投した阿南光の大黒柱・吉岡に
とって2日間の順延はありがたいと思われるのでできがカギを握る
だろう。

 第1試合:日本航空石川 0-1 常総学院

 1回に常総は1番が2ベースでノーアウト2塁を潰すと4回には1アウ
トから4番&5番が四球とヒットで1・2塁からWスチールを仕かける
が刺されるなどチャンスを潰し、迎えた四球で出塁した2番がボーク
で3塁に進みバントと犠牲フライでようやく1点を先取。

 石川も2回1アウト1塁に4回は先頭の2番がヒットで出塁するが後続
を断たれるなど得点のチャンスを逃し、7回に先頭の5番が2ベースで
出塁するがバントで3塁に進めるも後続が凡退と得点できず9回に四球
で出塁した3番が盗塁し5番のヒットで1アウト1・3塁とするが6番が遊
ゴロ併殺で試合終了。

 石川にしてみると7回&9回と1アウトでランナーが3塁にいる状況で
1点入らなかったのと、守っては8回1アウト満塁&9回1アウト1・2塁
と再三のピンチを凌いでいただけに6回の先頭打者を歩かせた後のボ
ークが何とももったいない。

 第2試合:八戸学院光星 2ー3 星稜

 1回に星稜が四球で出塁した1番を送り3番・5番・6番のヒットで2点
先行すると、光星も8番の死球でチャンスを掴むとバントなどを絡め2
番のヒットと3番の四球で満塁から4番の2点タイムリーで追い付く。

 追い付いた光星は先頭の6番がセンター前に落すが打者走者が2塁に
走って刺された直後に7番がフェンス直撃の2ベースで出塁するなど巡
り合わせが悪く、追い付かれた星稜は2回以降立ち直った洗平に抑え
られていたのだが6回にヒットで出塁した5番を送り2アウト後8番の
タイムリーで勝ち越した1点を守り切りベスト8一番乗りとなった。

 ヒット数は互角ながら与四死球は星稜の方が多かったのに、光星の
敗因は立ち上がりに洗平が乱れて2失点した事で流れを最後までつか
めなかったという事か。

 第3試合:熊本国府 0ー3 阿南光

 1回に阿南は四球で出塁した1番をバントで送り3番の3ベースと2アウ
ト後5番の投フライ落球で2点を先行すると、4回にもヒットで出塁した
5番を送り8番の2ベースで3-0とリードを広げる。

 国府は1回に1番がヒットで出塁しバントで2塁に進んだ1アウト2塁を
3番&4番の連続三振で潰すと、以降は散発の4安打で6回&7回とノーア
ウト1塁を併殺で潰すなど吉岡から14三振を奪われ完封負け。

 結果的に1回1失点後2アウト3塁で投フライ落球で与えた2点目が痛く、
1点で止めていれば打力に劣る国府も何とかなったが2点リードされる
と厳しかった。

 

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