スパイ大作戦には録画機が必要

 BSジャパンでOAされているスパイ大作戦が先日終了したのだが、
これまでスパイ大作戦を見ていて思うのは録画機があってよかった
という事。

 スパイ大作戦の魅力はターゲットをあらゆる策略を用いて罠に嵌
めたり同士討ちさせたりして自滅させるというのが王道パターンで、
そのための作戦が面白い一方あらゆる伏線を張るため前半の部分を
じっくり見てないと分からないケースが多々ある。

 ところが前半というのは意外に見逃してしまうシーンもあるのだ
から、我が家では録画したのを見るのでいいものの録画機がなかっ
た時代は辛いだろうなと思ってしまう。

 これが007シリーズになると少しぐらい見落としても最終的には
辻褄が合うので伏線はあるものの楽しめる一方、スパイ大作戦の場
合は最初からじっくり見る必要があるし特にフェルプスが指令を受
けて作戦を話し合う場面は必ず見ておかないといけない。

 そして大がかりなセットを組み立てたり電話線に細工したりして
いくシーンは本来なら面白味がなく録画した番組なら早送りで見る
はずが、ここの部分を見逃したら面白くないためワケが分からない
場合など戻して見るわけで録画機があってよかったと実感する。

 だからこそ特に第6シーズンからローラン・ハンドやアメージン
グ・パリスら変装名人キャラが降板したのはガッカリするもので、
特に007シリーズではあまり目立たない要素なので重要な要素だと
思ったのだ。

 つまり007はジェームズ・ボンドの単独行動での活躍を楽しめば
いいのに対しスパイ大作戦はリーダーのジム・フェルプスを中心に
した団体戦なので、それぞれが持ち場で任務をしっかりこなしてい
く事こそが重要で劇場版のミッション・インポッシブルのようにト
ム・クルーズ演じるイーサン・ハントがジェームズ・ボンドばりに
アクションを演じるのは大いに違和感があるわけである。

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