世代を越えて知られている4人のドラえもんの話

　21日と22日に小4と小1の甥っ子が遊びに来て車で一緒に いろいろと回った
のだが、車中で話題になったのがドラえもん。

　19日にドラえもん放送開始30周年スペシャルがあり、第1話についての話
などをしているうちに長男の宿題ネタになったのでドラえもんの宿題ネタの
話になった。

　のび太から大量の宿題を押し付けられたドラえもんがタイムマシーンを使っ
て2時間後・4時間後・6時間後・8時間後の自分を連れてきて一緒に宿題を
するのだが、なぜか時間が経った自分が どんどんボロボロになっていると
いうもの。

　考えてみれば宿題を終えて寝ようとすると2時間前の自分から起こされ、
更に4時間前・6時間前・8時間前の自分が終えて寝ようとする度に起こしに
来るので寝られないという事だった。

　これを最初に読んだ時には大笑いしたものだが大人になって考えると
意外に恐ろしい話しだと思っていた。

　そういえば90年代の初めに篠栗の先輩の子供達から‘面白い話をして’と
頼まれた時に4人のドラえもんの話をすると、みんな その話は知っていた。
　つまり80年代半ばから終わりにかけて生まれた子供達は知っていたという
事だが、更に80年代終わりから90年代初め生まれのA君の息子達も この
話は知っていたのだ。

　そして今回 長男に話していたら小4の姪っ子は やはり知っていた。

　この話は かなりポピュラーなのだろうと思ったが、時間ネタを扱った画期
的な話だと実感するのだった。