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うどん★大作戦 blog

うどん好き人の日記。岡山・讃岐のうまいうどん屋を食べ歩き、いつかうどんやを開きたいな~♪

タウン情報おかやま9月号『倉敷』

2019-08-27 21:00:00 | ◇うどん情報♪


タウン情報おかやま9月号『倉敷』 実はうどん激戦区!水島 うどん案内
うどんコラムで、ちょこっと協力させていただきました。

梅雨明け発表の数日前、件名に“タウン情報おかやま”と題されたメールを発見。
なんかやらかしたかなぁ・・・恐る恐る開いて見るとコメント協力要請でした。
内容は、
 タウン情報おかやま9月号で倉敷の特集を制作するのですが、
 その中に「水島のうどん店」を数店舗紹介するコーナーを設ける予定です。
 1、倉敷の水島という限られた地域に多数のうどん店が存在するのはなぜか?
 2、水島はもとより倉敷に甘い汁(浸け汁・ぶっかけ汁)が多いのはなぜか?
 起源、普及経緯等の理由が知りたいとのこと。

なかなか鋭いとこをついてくるなぁ。これは安易なコメントはできないぞ!
1、倉敷の水島という限られた地域に多数のうどん店が存在するのはなぜか?
水島地区のうどん店全店制覇した2011年、当ブログでも不思議に思い記事化したことがある。
現在の水島地域のうどん店数は18。隣接の児島地域には19。
児島より店数は少ないのに水島の街を走るとそこらじゅうにうどん店がある印象を受ける。
それは児島地区より狭い面積に、干拓・埋め立てによる平坦で広く見通しの良い幹線道沿いに
ほとんどのうどん店が立地することで目に着きやすいと分析している。
一般人には縁がない水島工業地帯を除くと、水島地域は相当高いはず。
対して児島地域は「児島下の町」「児島味野」など町名の頭に児島が付く児島地区と、
水島IC付近の郷内地区で構成される、わりと丘陵のある土地柄。
うどん店多さとなると児島地区に集中し相当なもの。
ん~、これだけでは具体性がないなぁ
では店舗密度(面積比)ではどうだろうか?
過去にもデータ分析していたので倉敷地域や岡山中区は高密度など、
ある程度の答えは持ち合わせている。
しかし水島地域の厳密なデータを持ち合わせていなかったのであやふやである。
それは、倉敷市が公表している地域面積は倉敷地域と水島地域の合算だから。
というわけで倉敷市総務局に問い合わせいろいろ判明しました! 

データは揃ったけど起源・経緯となると、高度成長期における水島工業地帯の存在と
水島の人口も激増、街の発展の中に答えがあるのは確か。
水島で最初のうどん店、県内で最も古いと思われる「讃岐うどん なか浦」に行きつくことになる。

2、水島はもとより倉敷に甘い汁(浸け汁・ぶっかけ汁)が多いのはなぜか?
確かに倉敷のうどん(ざる・ぶっかけ)の汁は、岡山市民の私にはカルチャーショックだった。
初めての甘い汁体験は1992年頃に「天乃」でのざるうどんだった。
冷えた汁にわさびが加わることで味が引き締まる。
てか、2杯目にかけうどんを食べるからあまり気にもならなくなっていった。
持ち帰りをしたことがあったけど、常温だと砂糖醤油かと思うくらい甘くて食べれん
あとチューブわさびではあの味にはならない。
ちなみに1980年頃には「讃岐うどん なか浦」に食べに行っていたが、
(鶴)天ぷらうどん・かけうどんしか食べた記憶がないんだよなぁ~。
ふるいちのぶっかけの汁も甘い。他にも甘い汁の店はたくさんある。
昔ネット情報に、倉敷の甘い浸け汁は水島工業地帯に四国・九州からの入職者に
よって影響されたと一説が書かれていたので、長年私もそうだと思っていた。 
しかし、うどん以外で岡山と倉敷の味の違いは正直思いつかない。
倉敷人の家内に聞いても結論には至らなかった。
起源、普及経緯等を知るとなると、やはり「讃岐うどん なか浦」に行きつく。
やはり岡山うどんのレジェンドに聞くしか謎は解けそうにない。
6年前オセラの特集の時、是非とも取材に同行したいと懇願したけど叶わなかった、
まさに今が其の時かもしれん!
つづく

コメント
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