2017年7月23日日曜日
子供たちは来月の富士山挑戦に向けて
トレーニングしている。いよいよ、山小屋の予約もして
登頂挑戦メンバーも決まった♪
うちの子、はーたんはもう必然的というかたぶん、
本人の意欲以上にママのやる気に圧倒されているところがある。笑
お友達たちも一緒にこの数年「四年生になったら富士山」を
どこか目標にしてきた。
長く歩くことが難しいときから一緒に始めて、(保育園から一緒の子もいる)
いつのまにか、「あの山も、この山も」と行けるところが
増えてきた。
そして本当に登りたいっていう子供たちの
やる気がすごい
富士山の標高が
どんなふうに厳しいかとか、どんなふうに歩くかとか、
ある程度この子たちにも伝えてきてるし、
最近一緒に歩いて、わたしなりにそれぞれの子供たちの
力とか特徴とかしっかりつかんできた。
体力は問題ない・・・あとは!!!
わたしの中でかなり見えてきてて、
わたしもプロとして
なんとしてでも子供たちを無事に登頂させたいなあっていう気持ちで
メラメラ元気がわいてくる・・・
*
そんなこんなでまた日曜日も
トレーニングと決めていたものの、忙しすぎて
地図をまともに見る時間も計画する時間もなく、
本当は八ヶ岳の最高峰・赤岳を挑戦したかったけど、
週末の天気予報が悪いのと、
1人の子は歩きが久しぶりだったので
別の山をいくつか思ってた。
山を決めるとき、なんだかピンとくるものがないと
動く気しないんだよね・・・ときめきのような
気持ち。わくわくする気持ち。
だからわたしは百名山を制覇とか思わないんだ。(これはわたしの場合ね)
この子たちをどうしたら
喜ばせれるかなあっとか、いろいろ考えるわけ。
天気は悪いけど、それなりの標高はあり、岩もあり(これがないと子供たちにはダメなの)
無理もなく、山を嫌いにならないような・・・
もう土曜日も夕方頃になってやっとあるひらめきが
舞い降りてきたの・・・・
そうだ、金峰山小屋に藤田さんや彼に会いに行こうと。
子供たちにも会わせたいなあっと。
絶対喜んでくれるっておもって。
藤田さんに電話したら藤田さんはいらっしゃらないとのことだったけど
よしきさんとか彼はいることがわかった。
(彼のことは伏せてということだったのでここでは秘密。笑
でもわかる方はわかると思う・・・♪)
*
そして土曜日、わたしはam1:00に起きて準備して、笑
2:00からうちに前泊していた子供たちを車に乗せて出発~
真夜中のドライブはすいすいでこれまた楽しかった。
夜明け前の長い、長い、大弛峠への峠道では暗闇の中で
鹿の群れや、たぶんテンとか、たぬきとか、あの真っ白のなんだろう・・
とか動物たちが車の前を横切っていって
子供たちに見せたくて呼んだけど、あのひとたちは
爆睡していた。
で、5:00頃についたときには満車に近くて
早く来てよかった~と思った。登山準備をみなさん方はしていたけど
わたしは寝た。ちょっと寝るつもりが起きたら8時だった・・・
小雨で、ノロノロ準備して・・・
子供たちは寒い~って言ってて、またまた前日までの
東京の猛暑がうそみたい。
地図で歩くところを説明して出発!子供たちはそれも
ちゃんと理解してくれる。えらいなあ。
子供たちは岩場が出てくることと、彼に会うことを超楽しみに励みにして
登り始めた。
そうそう、雨だったし寒かったり暑かったりで、とてもいい勉強になった。
カッパを脱いだり着たりしたんだけど、
素早くすることとか、雨に濡れているとどんなふうな感覚とか、
寒いときに一枚でも着るとそれだけでずいぶんあったかくなることなど。
この日は他にも子供たちが勝手に学んだことがあって、
それは登りの樹林帯がこの子たちには退屈すぎて
黙々とつまんなそうだったの。笑
わたしもどうしようかと思うほど・・・
いつものようにまた、なぞなぞだの歌だのでなんとか歩かせようかとか
思いつつ、黙ってこの人たちを観察していたの。
登山て人生ってわたしはいつも書くと思うし、思っているんだけど、
まさにそれで。
花もない、地味な樹林帯の登り、なんかつまんなくて
つらいだけ・・・投げ出したい感じ。
それでもなんでか、山頂に向かって登っていく・・・
もうやめる?って聞いても、やめないって答える。でも
物足りない感じでテンション低め。笑
で、このあとに書くけど、この日は山頂も金峰山小屋でもとっても楽しく大満足してもらい、
下りはおしゃべりに夢中になっていたのね。
子供たちが発見したこと、それは、
おしゃべりしてると疲れないね
ってこと。笑
それを発見してからは、サンタの話から世界の政治的情勢についてまで
話題を探しながらずーっとおしゃべりしてた。
うしろに富士山見えてるの。
長くなりすぎたのでつづく。笑
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