火曜日、Montura Tokyoのアルバイトが終わり、
車を運転して中央道から長野県八ヶ岳の麓の野辺山へ!
平日なのに直近ではこの日しかなくて強行。
そして、こういう遊びの山行きは
わたしの未来の構想の一部だと
信じてる
夕方の首都高からだんだんとライトがまばらになっていく
中央道を
ドライブしていきながら
喜びだけでない、ワクワクだけでない、緊張や
高揚感やこれからこなしていかなきゃいけない
いくつもの山々を思い、仕事を思い、家庭を思い、現実も思い、
気が引き締まる感じ。
・・といいつつ、音楽聞きながら、ぐんぐん加速する
解放感と山がわたしを待ってるときめき。
野辺山には国立天文台がある。星もさぞかしきれいだろ。
それに八ヶ岳の白い山と、どんな美しいんだろ、と。
*
風が強い夜だった。
道路に示されてる気温は-8℃になっていた。
下見をして場所を考えていたわけでもなかったから
ちょっと撮影場所、困った。笑
でも広いなあって思った。
それに八ヶ岳には厚い雲がかかっていた。
星はそこそこ見えていた。東京に比べたら
ずいぶんきれいなほう。
三脚を出すのもこなれた感。笑
ピントの合わせ方とか練習した。冷たい強風の寒さの中では
けっこう大変。でもこういうことに慣れたいの!!
1枚ごとに、ううううっブルブルっ。
オリオン座
練習にはなったけど、
この前、アンナプルナベースキャンプで、アンナプルナⅠ(8091m)やマチャプチャレ(6993m)と
星を撮ったときの感動に比べたら
ほぼ感動なかった
なんか技術的確認みたいな。笑。
てか、ここは本当に星の美しい場所なのだろうか?
たぶん、もうちょっと暗いところに移動すればよかったんだろうけど、
下見不足。
でも、ママ・・けっこうワイルドよね・・・
*
翌朝!
八ヶ岳は巨大なかさぐもに覆われ、めっーさ、風が強かった。
それで、行ったことなかった
日本最高所2150mの秘湯、本沢温泉に行くことしたの。
歩いて登ってたどりつく雪の中の露天風呂
わたしの描いていたイメージ
途中の景色はカメラを向けたいところがほとんどなかった。
アイゼンもスパッツもいらなかった。てか
つけなかった。
ちょっとそこまでな感じだった。
でも、実際は雪道をしっかり歩いて登っていかなければいけなくて、
特に露天風呂の場所は雪(トレースなし)の急斜面をトラバースしなければいけなかったので、ちょこっと緊張。
そして、そこについたとき、わろーた。(笑った)
吹きっさらしの中に、その露天風呂はあった。
ていうか、
これが風呂なのかなって。思うほど、雪に埋もれていた。
もちろん更衣室とかいうものはなく、
ただただ、吹きっさらしの中に風呂らしいのがあって、木の蓋がしてあった。
お湯はぬるく感じた。
入ってないよ。笑
入れるかっつーのこんな強風吹きさらすなか、
誰がどうやってここで服を脱いで、お湯に入れるか。
入ったら最後、永久にでれんわっ。
どうやってこの中で服を着て、靴をはけるのかっていう・・・
しかしまあ、本沢温泉の不愛想なおじさんよなんの説明もなく。笑
はいはいって感じで。
無理じゃないですか?とも言われずね。
なので。
内湯を楽しんできた。
午後14:30くらいまでは混浴。だれもいない。
極上よ。
お湯の中で
じわじわ血が通うのを感じ・・・、静かで。
外は凍りついてる
キリっとしていて
お湯はほんわりで。
鉄分たくさんぽいカーキ色。ぜんぜん底も見えないの。
温泉を楽しむとき、わたしたちは
日本人であることに喜び感じるよね。笑
こういう楽しみもあるわなあって思った。
なんか激動の日々の中で、異空間に行って
しばし現実を離れていた贅沢。
歩きは物足りなくて、また歩いて下りながら
次の山のことを思っているのだった。笑
小屋の中も冷凍庫でしょうね
わたしは初めて行ったのですが、小屋にも泊まってみたいなあって思いました!
やはり露天風呂、無理って思われたのですね。笑。誰も行っていないようでした。ほんと無理でした!