月子日記

思うこと、好きなもの

金木犀と一千万。

2011-09-29 20:38:02 | 思い
今日も一日ひとりだったので、
事務仕事して、ひと段落したら、歩いて
夕方
買い物へ行った。

歩いてたら、昨日まで感じなかった香り。

ん?これはきんもくせい。

このへんの家はほんとうに密集してて、すごくせまい
ところに何軒もおうちがひしめいてる。
田舎に比べたら、ものすごい人口密度やなあ、とか
思いつつ。

庭にはたいていみんな精一杯の木々を植えてる。
もちろん、道路にもはみだして植木鉢をおいてるおうちが
ほとんど。
そしてけっこう金木犀を植えてるおうちが多くて。

くんくんくん

いいにおい。

実家の庭にも大きな金木犀の木があった。

いつしか枯れてしまったけど。

そうそう、小学4年まで、村のなかの分校に通った。
その分校の校庭にも、金木犀の木があった。

小さなころのいまごろの季節は金木犀のにおいと
あの、なんか食べたらおいしそうな気がしてしまう
小さなオレンジ色の花がいまも思い出される。

最近小さいころのことをよく思いだすなあ。
母がよく作ってくれた料理とか。
ふっとその味がよみがえって、どうしても食べたくなるが、
いま探してもないような食品もある。

もうすぐ死ぬんかな^^;

んなわけはない。

まだ死にたくないなーー;

今日、ニュースで一番心をひいたのは、
埼玉の一千万の話。
トイレにおいてたって。
東北のかたたちに使ってくださいと。

ただ、せつなかったのはその冒頭。

わしはひとりぽっちです。

お金があっても、ひとりぽっちだったら、
お金なんか要らないって思うんだろう。

家族があれば、財産争いって、醜いこともある。

でも、ひとりぼっちなら、そんな争いはなくとも、
その言葉に哀愁を感じる。

人間どっちが幸せなんだろうな。

わたしにはすでに子どもはいてるし、完全な
ひとりぽっちにはならないだろう。

しかし、いっしょに最後までいれるかなんてわからない。

一緒にいてくれなくても、まんいちわたしにそんな財産が
あったら、お金は自動的に子どもにいくのかな。

そんなこと考えてしまうわたしはまだ幸せなのかな。

その一千万をひとりぽっちだと説明したうえで
置いていったおじさんの寂しさが

なんだか心にしみました;;

金木犀と一千万。

今日もおセンチになってしまった。

ひとりだし。

今日もいろいろ事務作業と。そして勉強。

しかし、今夜もまだ暑いな。
コメント
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