旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~大井川鐵道2(完)

2015-06-26 04:54:47 | 旅の小窓
 井川駅。地元のお茶などを売る売店が2~3軒ほど。


 南アルプス表登山口とありましたが、登山客は見ません。


 登山を目的とする人は、静岡からの夏季期間限定予約制の直通路線バス「南アルプス登山線」を利用しているようです。駅前のバス停にはちょうどトイレ休憩のためバスが停まっていました。


 井川の見所はこの先にあるようで、無料送迎が行われているようでした。


 12時33分の千頭行に乗り、一駅戻ります。


 登ってくる時には見えなかった接岨峡も見ることができました。


 12時51分。ナニコレ珍百景で秘境駅と言われた閑蔵駅に到着。


 番組でも紹介された新聞、2軒分ありました。


 駅を出てほんの少し下ったところにバス停が有り、13時発のバスがすで待っていました。


 バスは、大井川にかかる新接岨大橋を渡り、大井川を挟んで井川線の対岸をしばらく走ります。


 橋を渡り、お茶畑と人家が見えたと思ったら間もなく接岨トンネルへ


 標高差と雨のせいか、トンネルの中はガスがかかったように見えました。


下流に南アルプス接岨大吊橋をみながら、新接岨峡大橋を渡り、井川線と同じ右岸に戻ります。


 接岨峡にはいろいろな橋があるようですが、井川線からも見えた夕いつ色の付いた、赤い椿橋。


 木々の間から見えた奥大井湖上駅。


 長島ダムを左に見て、再び大井川左岸に渡ります。


 トンネルをいくつか抜けて、泉大橋で再び大井川を渡ります。


 奥泉駅前には、この付近で発見された下開土遺跡の生活の様子を表現したオブジェがありました。


 再び大井川を渡ると、大井川と離れます。


  桑野山トンネルを抜けると、大井川も川幅が広がり、流れも緩やかになります。


 間もなく千頭駅前。13時30分の到着でした。
 千頭駅前に着いたら午前中の天気とは打って変わって、青空が見えていました。


 千頭駅構内では、トーマスフェアーが行われていて大変混雑していました。


 トーマス号は機関車だけでなく、車輌の色もアニメと同じように塗られ、中もトーマス一色でした。




 トーマス号が出発する時もホームにはたくさんの人。


 千頭駅からは、14時53分発急行SLかわね路2号新金谷行に乗ります。


 今日の機関車はC11形190号機。八代市の個人の方が静態保存で所有していたものを、大井川鐵道で大規模改修して使われている機関車です。


 車輌も、極力手を加えず当時のままです。






 定刻に出発。


 青部駅で緊急停車。出力があがらないとのことです。10分ほど停車し、復活。


 大井川に架かる最長の吊り橋、久野脇橋には蒸気機関車の通過に合わせて何人かの人が歩いていました。


 電車と違って、古い客車なので冷房もなく、窓全開。おかげで、短いトンネルもそれなりに分かるように撮れました。


 川根温泉で結構な人が降りていきました。


 川根温泉ふれあいの泉の露天風呂からは、鉄橋を渡る列車を眺めることができるので、通過に合わせて手を振るのが恒例のようです。ここもよく旅番組などで紹介されています。


 「サヨばあちゃんの無人駅」で有名になった抜里駅。「サヨばあちゃんの休憩所」という看板が掲げられていました。


 大井川鐵道は、日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めた鉄道で、現在でもほぼ毎日運転されていますが、それでもこのようにカメラを向ける人がたくさんいます。


 家山駅には、元京阪電気鉄道のテレビカーと言われた電車が役目を終えて止まっていました。 


 ここからツアー客が乗り、満席状態になりました。


 五和駅。大井川鐵道の駅舎はこのようなタイプが標準のようです。


 途中遅れがあったものの、終着新金谷駅には16時9分定刻に到着しました。
 神尾駅の「たぬき村」の狸が有名ですが、ここにも狸の置物が。


 金谷駅までの一駅は、臨時急行で。とは言っても名前だけ、車輌は急行用ではありません。


 金谷駅からは、普通電車で静岡駅へ。


 静岡駅からは新幹線で東京に戻りました。
 今朝、東京からは最新の新幹線N700Aに乗ったので、新旧様々な電車や列車に乗った一日でした。


 最後に今日の夕食。
 大井川鐵道で購入しました。





 おしまい


コメントを投稿