老夫婦の退屈な日常 そしてお遍路の事など

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いじめは、い・か・ん!

2012年07月25日 | Weblog

 後をたたないいじめ問題に日本中が心を痛めています。

我が子をいじめから守るには・・・なんて事言ってないで、いじめをする子供に育てないように今、日本中の大人たちが、教育を根本から見直さなければいけない時期にきているのではないでしょうか? 

少子化も災いして、幼少の頃から、王子様、王女様のように育て、何不自由なく全ての物を与え、過度に守り過ぎ、物心がついたら、親の意見も聞かなくなっている。

不自由を知らず、友達と協力せず、目上の人を敬わない。だから痛みを知らない、思いやりに欠けた子供になっていく。これらは皆、大人たちが招いた歪んだ愛情の結果ではないでしょうか? 

全ての子供たちがそうだと言っているのではありません。現に大津自殺では、友達がいじめを受けてるのを先生に何度訴えても聞いてもらえなかったり、多くの生徒が悔しい思いをしています。アンケートでは、止められなかった事に対して、ゴメンを繰り返しています。彼らは一生、今回の事件を忘れる事はないでしょう。

教育委員会や学校、そこで働く先生方を守る言い訳ばかりをしてないで、いくら言い逃れをしても、世間が許さないでしょう。担任の先生は顔すら出さない。卑怯ではありませんか?生徒が恐い?これ程大きな社会問題になれば世間が恐い?自殺した子供はもっともっと長い間恐かったのです。辛かったのです。

このような事件を起こした子供たちはいつも守られています。でも人間の命は非常に重いんです。刑事事件として扱い、ちゃんと罰を受けて当然ではないでしょうか。

教育の専門家でもない、立派な子供を育てた訳でもない、普通のおばさんですが、今回の一連の新聞記事を毎日読んでると、涙が出ます。

これらはまだ氷山の一角です。いじめSOSや、いじみを受けないためには、とか、いじめ相談室、などいじめられる子供たちを守る事は非常に大切ですが、ほんとにそれだけで、いじめにあわなくなるでしょうか?

いじめる子供たちは大人たちの前では大抵いい子にふるまいます。子供たち同士になると恐いので相談室に話を聞いてもらうのをためらう事もあるのです。

どうか、子育てに励んでいるお父さん、お母さん、教育に携わる全ての皆さん、善悪が理解でき、優しく人間愛に満ちた心の強い子供になるように、導いてあげて下さい。

子供たちにも一言!いじめっ子はいつの時代にもいます。優位に立ちたいとか、強いんだぞとか、それがエスカレートして仲間を集め、弱いものを見下し、一人のターゲットをいじめ続ける。一人では出来ない事をグループでするからいじめられる方はたまりません。グループの内外で誰かが勇気をだして、ブレーキをかけて止めてあげましょう。それが人間愛だとおばさんは思います。

今回の事件を重くとらえて政治家の方達にも、学業ばかり重んじる教育ではなく、精神の修行となり我慢や心の強さを培う教育法を考えてほしいものですね

おばさんは悔しいです