【シベリアジュリン(西比利亜寿林)】
野鳥 : スズメ目 ホオジロ科
生活型 : 数少ない旅鳥または冬鳥
生息地 : 平地のヨシ原、農耕地、草原など
時期 : 11~4月
全長 : 14cm
オオジュリンに似るが背中に赤味が少なくて白っぽく、脇胸の縦斑が無いことなどで違いは鮮明。
冬羽は上の嘴が黒く下の嘴は白っぽいツートンカラーも識別点の一つである。
また、肩の小雨覆いが灰白色なのもオオジュリンと違う。
オオジュリンは葦の茎を割って中の虫を食べるが、シベリアジュリンは地上で採餌するので同じ場所にいることは少ない。
類似種のコジュリンは同じように脇胸の縦斑はないが、背中に赤味が有ることから識別する。
ホオジロの♀がジュリン各種によく似ているが、ホオジロは胸が赤いことが特徴である。
ロシアのシベリア高原からカムチャツカ方面にかけての高緯度帯で繁殖し、朝鮮半島から中国東部沿岸地域に渡って越冬する。
日本は渡りのルートから外れるのでごく少数が通過または越冬する。
◎2015年2月11日 石川県にて 写真13枚追加しました
残雪が残り、凍りつく朝、シベリアジュリンやカシラダカ、スズメが一生懸命餌を食べていました。
何を相談してるのかな?
色が薄いタイプ・・・三つのタイプ
中間タイプ
濃いタイプ
シベリアジュリンたちです
スズメとシベリアジュリン
◎2014年12月28日 石川県にて 写真6枚
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