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越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

立山カルデラ

2010-08-21 09:57:04 | 観光スポット紹介

【立山カルデラ】
2010年8月18日(水)

『ようこそ「知られざるもうひとつの立山」へ』

多くの人が訪れる立山・黒部アルペンルート。
そのすぐ隣に、火山活動とその後の浸食により作られた『立山カルデラ』があります。
ここには荒々しくも豊な自然と、人々の歴史が残されています。
また、立山カルデラ周辺は関係者以外立入が規制されている秘境となっています。


今回は『立山カルデラ砂防体験学習会』の「トロッコ個人コース」に参加し立山カルデラを散策してきました。
コースは 砂防博物館~バス~六九谷展望台~湯川12号砂防えん提~立山温泉跡地~白岩砂防えん提~天涯の湯~水谷平~トロッコ~砂防博物館のコースです


◎有峰・折立から有峰林道 真川線を進むと車窓より『跡津川断層真川大露頭』が見えます。白っぽい花崗岩と茶色のレキ層が失しています。飛騨山地北部を走る活断層で1858年の飛越地震(安政の地震)はこの断層の活動によるといわれています


◎有峰トンネルを抜けると『六九谷(ろっきゅうたに)展望台』があり、ここから立山カルデラの全貌を見ることが出来ます


◎180度のパロラマ写真です
左から天狗山、国見岳、浄土山、中央やや右でちょこんと竜王岳鬼岳、獅子岳、鷲岳(右端の傾斜)、鳶山(大鳶崩れ、小鳶崩れ)と連なります


◎六九展望台から多枝原(だしわら)を過ぎ『湯川12号砂防堰堤』へ
毎年少しずつ堰堤本体が作られているため、初期工事部分はだいぶん汚れて黒くなっています


◎湯川12号砂防堰堤より見た天狗山から国見岳方面の山肌
幾層にわたり溶岩が見ることが出来ます


◎湯川12号砂防堰堤より少し戻り『立山温泉跡地』へ
昭和初期の立山温泉の様子の資料です
温泉は1580年に発見され、昭和48年に閉鎖、昭和54年に建物が焼却されました


◎『立山温泉跡地の温泉浴槽跡』と『天涯の橋』と石碑
  

◎一旦検問所まで戻り今度は湯川トンネルを抜け白岩砂防ダムの『白岩えん提』へ
写真はトロッコ沿線から見た白岩砂防ダムの全景と右側のインクラインです


◎『有峰橋』と『天涯の湯』
 

◎天涯の湯から白岩トンネルを抜けると『水谷平』があります
水谷平は砂防工事の基地で多くの作業員が働いておられます。
  

◎水谷平からトロッコ(立山砂防工事専用軌道)に乗り千寿ヶ原へ向かいます
途中界一のスイッチバック(全部で42段あり、特に樺平では標高差約200mを連続18段で登っています(世界一))
  

終わり

コメント (6)
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