そよそよ風がふいてます

青い葉っぱが揺れてます

軽く、を鍛えねば

2008年11月29日 | Weblog
私は子どもに、ホームスクーリング説明するの下手、
と、よく言われます。
何の前知識もない人に、ある程度わかっているような
説明の仕方をするらしいのです。

「こんなんもあるねんよー、みたいな軽い説明できない?」
そう、重く説明してしまうから、
世の中のもん、みなホームスクーリングせねばならん!!
みたいに受け取られてしまうとか、いやはや。

一般の人たちには、変わり者、いい時代になったねぇ、で
すみますが、こと親戚に関しては誤解が生じれば重大な
問題になりかなません。
いや、問題になってしまって困っています。

子どもの選択の大切さ

2008年11月29日 | Weblog
ホームスクーリングを理解してもらうのは難しいです。
各家庭でさまざまだからです。最近は、ホームスクーラーを繋ぐ
大きな団体がいくつかあって、それがホームスクーリングだと
理解されてしまうこともあります。

Mちゃんの在籍するクラスでのひとこま。
「なんで、Mさんは学校来うへんの?」
先生はMちゃんの言われたように答えます。
「Mさんは、家や社会の中で学ぶホームスクーリングを選んだのです」
子どもたち、
「じゃ、ぼくたちは学校に来ることを選んできているのか・・」

いい発想ですね、学校生活楽しくなりそう。

Mちゃんと同じく、我が家の子どもたちもホームスクーリングを
本人自身で選び活動してきました。
少数派なので、孤独で過酷で、精神的にも強靭さを要求されました。
24時間を自分で考えて行動していかなければならないのです。
子どもが独自に編み出す勉強法は傍目に危なっかしそうに見えても
ぐんぐん物事を吸収し成長していきました。

例えば、3ヶ月猛勉強して3ヶ月旅に出るとか、
1年間で高校数学をマスターして、天文台で大学の数学を教えて
もらうとか、いっしょに学びの仲間になったのです。

醍醐味を知ってるのは本人たち。
親は見守り人にしかすぎません。
山あり、谷あり、その山の高さも谷の深さも知っているので、
子ども自身がホームスクーリングを選択し宣言していくので
ない限り続きませんから無理やり人に薦めることはありません。

このブログは、学校へ行きづらい人たちに、
こんな道も選択肢としてあるんだよ、と伝えています。
時々、脱線しますが。


 

2通の手紙

2008年11月28日 | Weblog
いたわりと励ましが文面に溢れて
共有する思いがちりばめられた手紙。

かたや、痛々しい、
気持ちがどこかですれちがって、
どうわかっていただけばよいのだろうと
思うばかりの重い手紙。

前者があったから耐え得たきょう。

だいじに思いを通わせたい、
守るものをいっしょに守っていきたい。
そうは思うのに、
先の道がふさがれて見えてこない手紙に
うろたえる私に、



 「愛します・・姉へ
 初めてお便りします。
 ・・・・・健康だけは自信があった者が
 思いがけない病を得て、大きな挫折をして・・
 ずいぶん、楽になりました・・」

あいづちを何回うちましょう、
わかるのです、その気持ち。

何度かお会いしていましたが、
暖かい手紙にただただ感謝しました。

もう1通にも、
しっかり思いを馳せねばなりません。



3日前に・・

2008年11月25日 | Weblog
私にとって、
いや、我が家の子どもたちにとっても
イメージの強い老紳士が天国へ召されました。

パワフルに生きられ、
パワフルに話され、
パワフルにもてなされ、
パワフルに、病気と戦われておられました。

おじいちゃんは、もてなし上手で、
ダム湖のほとりに夫婦で建てた別荘に、
(おふたりは国際村と呼んでおられた)
たくさんの人が集まり、訪れました。

我が家は、いつもの顔ぶれに長男まではせ参じたこともあり、
何度か、おじいちゃんのもてなし料理に感激したものでした。
あるときは、外のかまどで私たちのためにパエリヤ料理。

おじいちゃんは手を抜かないのです、
アムール貝を求めてあちらこちら・・行ったとか、
あの山奥でどこまで行かれたのでしょう。

もちろん、サフランでご飯はピンク色。
「お米は、しっかりアル・デンテだよ!」
(お米の芯がちょっと残っていること)

「さて、おこげはできてるかな?」
と、のぞきこまれます。
「ある、ある、これで完璧!」
と、得意そうにニコニコ顔。

そしてあとは延々と、2時間でも3時間でもトークタイム。

天国へ召されて、
トークタイムは終わらなくなりました。
こんなときに、どう言われるだろう?と
つい考えてしまうのです。





この間に・・

2008年11月14日 | Weblog
ホームスクーラーたちはいろいろ動いてたようですよ。

ダーウィン展、
相生中央公園
神戸布引ハーブ園
などなど

わが家は体調こわしたものがふたり、介護なるもの、初めてしました。
最初、あまりに気持ちを入れ込み過ぎて失敗・・
というか疲れすぎて続かないので、
少し思いに距離をおいてみました。

でも様々な事態に直面することになるのでそれも難しく、
やはりしっかり看てしまいました。

教会の礼拝に行くと後が調子悪くなってしまうので、家庭礼拝。
  ♪世界で初めのクリスマスぅは~♪
   の感じでおごそかでした。

負の行動、拒否、不満が出るのはとても歓迎すべきこと。
今までのがまん、御破算になるぐらい頑張ってくれてよかったんだよ。

でも元来の優しい性格がじゃまをするね、
ひとりとぼとぼ歩くのが精一杯だった?

ついていけなくて、本当に申し訳ないと思ってる。
お互いに限界がきてしまって神さまに委ねることにしました。

でも2ヵ月、ゆっくりやりたいこと、言いたいこと、
おいしいもの食べて、最高の夕焼け何回も見て、
星空、月、よく双眼鏡持ち出したね。
ほんとに空の好きなお嬢さんでした。

自分の心との戦い辛いだろうけど、
少しずつでも前に向かって新しい何かがつくられているように思います。

あせらずに・・

見守らせてくださいね、
そっと。